清宮幸太郎(早稲田実業)が駒大高戦で高校通算80・81号!これまでの軌跡を振り返る!
清宮幸太郎選手(早稲田実業)
高校通算81本塁打に達した清宮幸太郎(早稲田実業)!清宮以上の本塁打を打っている選手は?
今年の高校野球の顔の1人である清宮幸太郎。これまで高校通算79本塁打を打っていたが、ついに4月15日の駒大高戦で、2ホーマーを打ち、通算81本目に達した!今回は高校通算80本塁打という大台を達成したことを記念して、入学からここまでの軌跡を振り返っていきたい。
スーパー1年生として注目され始めた清宮は1年春から3番ファーストでスタメン出場。公式戦1号は春季東京都高等学校野球大会準々決勝、[stadium]明治神宮第二球場[/stadium]で行われた関東第一戦の一戦。5回表、打席に立った清宮は打った瞬間に本塁打と分かる豪快な打球で球場に詰めかけたファンを沸かせた。
その年の夏、初めて甲子園を踏み入れた清宮は、3回戦の東海大甲府戦で、甲子園初アーチとなる通算14本目のアーチを右中間スタンドにかける。準々決勝の九州国際大付戦でも一発を放ち、通算15号。その後、新チームとなった秋以降も本塁打を重ね、高校1年で22本もの本塁打を放った。
2年からは、さらにアーチを量産。昨年の3月18日、明治大との練習試合で2年初アーチを放ち、2年夏の選手権予選前までに通算50本まで数字を伸ばした。2年夏の選手権予選で3本放ち通算53本としたが、甲子園出場はならなかった。新チームからは、キャプテンに就任。新チーム結成以降も本塁打を重ね、秋季大会終了時には通算74本。東京都大会を制し、明治神宮大会に出場。決勝の履正社戦で先制となる75本目を放った。その後も練習試合で2本放ち78本。2年時だけで56本も放ち、80号を目前として2年のシーズンを終えた。
そして先月の練習試合解禁日となった3月8日。早稲田大Bチームとの練習試合で推定130メートルの本塁打を放ち、通算79本とした。しばらく足踏みが続いていたが、4月15日、ついに大台を達成した。
そしてもう一度、80本以上を打っている主な選手を紹介したい。
山本 大貴(神港学園-JR西日本)107本
黒瀬健太(初芝橋本-ソフトバンク)97本 インタビュー
伊藤諒介(神港学園-法大-大阪ガス)94本
中田翔(大阪桐蔭-北海道日本ハム)87本 インタビュー
大島 裕行(埼玉栄-西武)86本
横川 駿(神港学園-立命館大)85本
鈴木 健(浦和学院-西武-ヤクルト)83本
中村 剛也(大阪桐蔭-埼玉西武)83本 インタビュー
今までの清宮の本塁打を打つペースを考えれば本塁打記録を十分に塗り替える可能性はあるだろう。一冬超えて、清宮はどれだけ成長した姿を見せることができるか。ぜひ我々を驚かす打撃を見せつけ、多くの伝説を残すことを期待したい。