強力な参謀が再び!侍ジャパンU-18代表コーチに関東一・米澤監督、敦賀気比の東監督が就任!
米澤貴光監督(関東第一)
強力な参謀が加わる!侍ジャパンU-18代表コーチに関東一・米澤監督、敦賀気比の東監督が就任!
日本高野連は22日、今年9月にカナダで開催される第28回WBSC U-18ワールドカップ、高校日本代表チームの総務とコーチを選任。コーチに、関東第一の米澤貴光監督、敦賀気比の東哲平監督が務めることとなった。
高校野球界期待の若き指揮官が再び侍ジャパンのユニフォームの袖を通す。米澤監督は、これまでオコエ瑠偉をはじめとした個性溢れる選手たちを指導した育成力と、夏4回、春3回の甲子園に導いた采配力を兼ね備えた指揮官で、激戦が続く東京都で、2015年夏から4季連続優勝に導き、まだ41歳ながら、名監督として注目されるようになっている。
東監督も、現役時代、敦賀気比高で3度の甲子園出場、さらに三菱自動車川崎まで続け、選手として輝かしいキャリアを誇り、2011年8月に、母校の監督に就任すると、夏4回、選抜2回出場。2015年春に選抜優勝、その他にも選抜では4強1回、夏でも4強1回と母校を全国トップクラスの強豪校へ押し上げた。
東哲平監督(敦賀気比)
昨年、米澤監督、東監督は第11回BFAアジア選手権のコーチとしてチームを帯同。2人は日本戦以外の試合を偵察。2人とも見る位置を変えながら、貪欲に相手チームを研究する姿勢を見せていた。昨年の代表選手は米澤・東の両氏をとても信頼をしており、代表選手だった佐藤勇基(中京大中京–法政大)は、「2人とも僕たち選手のために全力で動いてくれていました。だから選手間とコーチの仲は良く、信頼関係が生まれていきましたし、アジア制覇にもつながりましたし、感謝しています」と語る。
また米澤監督は戦略部門としてかなりの知識・洞察力があり、佐藤は「米澤さんが言う守備位置のことや、戦略として想定していたことが本当に当たるんです!凄い方です!」と絶賛する。
悲願の世界一を目指す侍ジャパンU-18代表。この大会では、強力な参謀として期待される米澤監督、東監督の動きにも注目だ。