休日返上で練習に励む!斐紹(習志野-福岡ソフトバンク)の正捕手への思い
山下斐紹捕手(福岡ソフトバンク)
写真は習志野高校時代のプレーシーン
今年こそ正捕手を!斐紹(福岡ソフトバンク)が休日返上で練習に励む!
福岡ソフトバンクの斐紹(本名:山下斐紹)が休日返上で練習を行った。まだ斐紹は今年のキャンプで1日も休んでいない。それは今年こそ正捕手を奪いたい!そんな思いがあるからだろう。
高校時代(習志野)、2010年のドラフトで福岡ソフトバンク1位から指名を受けた斐紹。高校通算35本塁打、さらにスローイングタイム最速1.74秒を記録した強肩、50メートル5秒9の俊足と、身体能力抜群の強打の捕手として注目された斐紹は、最後の夏に16打数10安打、打率.620と高打率を残し、さらに評価を大きく上げて、ドラフト1位でプロ入りを果たした。
2013年目の3年目に11試合出場を果たしたが、そこから一軍定着とならず、昨年は初の開幕スタメンマスク。最多の13試合出場にとどまり苦しい年を送っている。今年は、これまでソフトバンクの正捕手として活躍してきた細川亨が東北楽天に移籍。斐紹にとって大きなチャンスが訪れたのだ。
斐紹のライバル相手は昨年103試合出場の鶴岡慎也(36歳)、昨年37試合の高谷裕亮(36歳)、同期入団の甲斐拓也(24歳)、初の一軍出場を目指す張本優大(27歳)や栗原 陵矢(21歳)。そして鳴り物入りで入団した高卒ルーキーの九鬼隆平とライバルは非常に多い。そのライバルに打ち勝つためには、1つずつ実績を積み重ね、首脳陣の信頼を得ていくしかない。
次世代の福岡ソフトバンクを背負う捕手へ成長し、ホークスの顔となるために。この1年の歩みに注目だ。