【出場校紹介】九州地区も実力派揃いの4チームが出場!!
【出場校紹介】九州地区も実力派揃いの4チームが出場!!
第89回選抜高等学校野球大会の出場校が決まった。今年の九州地区は、福岡、熊本が2校ずつが出場。今年も強力なチームが甲子園に乗り込む。
九州地区の出場校は以下の通り。
▽九州地区
・福岡大大濠:26年ぶり4回目
福岡大大濠は、春夏通じて1991年以来の選抜で、久々の甲子園登場となる。注目は九州大会で3試合連続完封を達成したエース・三浦銀二。完成度の高さは今大会出場の右投手の中でもトップクラスだ。また高校通算41本塁打を誇り、強肩も見せる古賀悠斗もプロ注目の捕手。また大型スラッガー・東怜央など打力のある選手が多く揃い、総合力の高さは全国トップクラス。過去3回の選抜ではすべて初戦敗退。今大会では上位進出を目指す。
・東海大福岡:32年ぶり2回目
東海大福岡は粘り強い戦いで1985年以来となる選抜出場。ここまでの立役者はエースの13791。右サイドから横の角度を生かしたストレートと鋭い曲がりを見せるスライダーのコンビネーションで強豪を抑え、また打線もそれに応えて厳しい福岡大会、九州大会を勝ち抜く快進撃を見せてきた。32年前の選抜では2回戦敗退。この大会でも周囲を驚かせる戦いを見せることはできるのか?
・熊本工:10年ぶり21回目
熊本を代表する名門が久々に甲子園に登場する。夏は2013年に出場しているが、選抜では2007年以来の甲子園。2007年は藤村大介(現・巨人)を中心にベスト4まで勝ち進んだ。今年は最速149キロ右腕・山口翔が中心。強打強肩の1年生4番の八木田 武洋は九州大会の佐賀商戦で自慢の強肩で捕殺を記録するなど、勝負所で好プレーを見せ九州大会ベスト4まで勝ち上がった。前回は藤村を中心とした機動力野球だったが、今回は大エースと1年生6人がスタメンを連ねる勢いあるチーム。初の決勝進出・優勝を目指していく。
・秀岳館:2年連続3回目
二季連続で甲子園ベスト4を経験している秀岳館。今年も戦力は充実で、長崎東戦で17奪三振の快投を見せた田浦文丸、鵬翔戦で14奪三振の好投を見せた川端健斗の左腕二枚看板が軸となり、打線は強打の三塁手・廣部就平、打力が高い木本凌雅など長打力のある選手が揃っている。秀岳館は厳しい冬のトレーニングを送るチームで、春になると一気に選手がパワーアップするのが特徴。新チームの始動は遅れたが、その分、冬の練習で補ってくるはず。二度も決勝戦を前に敗れた悔しさを忘れず、本気で日本一を勝ち取ってみせる。