初場所優勝の稀勢の里関と同じ長山中出身の原嵩(千葉ロッテ)!今度は自分が地元を沸かせる
2年目では飛躍を果たしたい
原嵩投手(※写真は専大松戸時代の写真)
初場所優勝の稀勢の里関と同じ長山中出身の原嵩!今度は自分が地元を沸かせる
1月22日、日本中が大相撲で沸いた。大関・稀勢の里が横綱・白鵬を破り、14勝1敗として横綱昇進を確実とした。
白鵬の力強い攻めに怯まず、掬い投げで白鵬に勝利した稀勢の里。実は中学校まで野球をしていて、名門・常総学院からオファーを受けるほどの選手だった。
その稀勢の里と同じ龍ヶ崎市立長山中出身のプロ野球選手がいる。それが千葉ロッテマリーンズの原嵩だ。原は中学3年のときに全国大会に出場。当時から140キロ台を計測する大型投手で、さらに一発が打てるスラッガーとして評判だった。
そして鳴り物入りで専大松戸に入学した原は、1年春からベンチ入りし、この年の関東大会準決勝の前橋育英戦に登板し、140キロ台のストレートを披露。1年夏もベンチ入りして、1年秋は主に野手としてパワフルな打撃を披露した。2年生から投手としての活躍も増えはじめ、3年夏には、4番エースとして臨んだ。原は千葉大会で4試合に登板して、防御率1.19の好成績を残すと、打者としても、打率.591、2本塁打、9打点と投打の柱として大活躍。決勝戦の習志野戦では、決勝打となるランニング満塁本塁打を放ち、初の甲子園出場の立役者となった。
2015年秋のドラフトで千葉ロッテマリーンズからドラフト5位指名を受け、ロッテに入団した原。1年目はファームで8試合に登板し、1勝4敗の成績を残し、昨年のオフには台湾で行われた2016アジアウインターベースボールリーグに参加し、腕を磨いてきた。
一軍を目指す原にとって大先輩である稀勢の里の活躍には刺激を受けていることだろう。
この1月は稀勢の里で地元を沸かせたが、シーズンに入れば、今度は自分が地元を沸かせる活躍を見せていきたい。