27日は選抜出場校発表日!東日本の注目ポイントは関東・東京枠!!
27日は選抜出場校発表日!東日本の注目ポイントは関東・東京枠に注目!
金成 麗生(日大三)選手
第89回選抜高校野球大会の出場校が1月27日に発表される。その前に、出場候補校をおさらいしていきたい。今回は東日本編。
【北海道地区 出場枠:1】
全道大会優勝校:札幌第一
準優勝校:札幌日大
2年連続の全道大会優勝の札幌第一に当確ランプが灯る。神宮大会4強入りの実績も高く評価されるだろう。
【東北地区 出場枠:2】
優勝:仙台育英
準優勝:盛岡大附
ベスト4:聖光学院
ベスト4:酒田南
2年ぶりの東北大会優勝を決めた仙台育英。また、準優勝の盛岡大附も、東北大会決勝戦のスコアは6対2と大きな差も開くことなく、優位といえる。
【関東・東京地区 出場枠:6】
関東大会優勝:作新学院
関東大会準優勝:東海大市原望洋
関東大会ベスト4:前橋育英
関東大会ベスト4:健大高崎
関東大会ベスト8:慶應義塾
東京都大会優勝:早稲田実業
東京都大会準優勝:日大三
関東・東京地区は、関東大会ベスト4の4校と、東京都大会優勝校の計5校はほぼ当確だが、残りの1枠をめぐる選考に注目が集まる。6校目は、関東大会ベスト8の慶應義塾か。または、東京都大会準優勝の日大三か。慶應義塾は関東大会準々決勝で前橋育英に3対4で敗れ、日大三は、東京都大会決勝で早稲田実業に6対8で敗れた。
その後、慶應義塾に勝利した前橋育英は関東大会ベスト4敗退。日大三に勝利した早稲田実業は、神宮大会決勝まで勝ち進んでいる。
その早稲田実業と互角の勝負を演じた日大三を評価する見方もあるが、これは当日になってみないと分からない。今年の選抜選考会一番の注目となるだろう。
【東海地区 出場枠:2】
優勝:静岡
準優勝:至学館
ベスト4:三重三重
ベスト4:中京大中京
東海地区の2校は、優勝した静岡、準優勝した至学館が順当に選出される可能性が高い。
【北信越地区 出場枠:2】
優勝:福井工大福井
準優勝:高岡商
ベスト4:日本航空石川
ベスト4:日本文理
優勝した福井工大福井はほぼ当確。準優勝した高岡商は決勝戦こそ1対7で敗れたが、北信越大会で2試合の完封勝利があるのは好材料。準決勝敗退した日本航空石川は福井工大福井相手に8対10の接戦を演じているが、準優勝の高岡商が有利な状況だ。
明日は西日本の状況について振り返っていきたい。