いよいよ明日15時!運命の選抜出場32校発表日!気になる各地区の残り1枠の行方は?
いよいよ明日は運命の選抜出場校発表!選考が気になる地区は??
明日1月27日、第89回選抜高等学校野球大会の出場校が発表される。出場校発表はこのページで速報予定!15時から要チェックだ!
さて、今回の選考で注目地区は、関東・東京地区と近畿地区となる。関東・東京地区では最後の6枠目が、関東大会ベスト8の慶應義塾と東京大会準優勝の日大三の争いと見られ、近畿地区の残り1枠は、近畿大会ベスト8だった上宮太子と奈良高田商の争いが予想される。明日の発表を前に、今回は、この4チームについて紹介していきたい。
慶應義塾は昨秋の神奈川県大会で優勝。エースの森田 晃介は今年の神奈川県を代表する右腕。140キロ前後の速球、カーブ、スライダー、チェンジアップを内外角に投げ分け、またスラッガー・正木 智也も注目打者の1人で、関東大会の花咲徳栄戦では特大の本塁打を放っている。また正木の前後を打つバッター陣のミート力は非常に高く、さらに機動力も絡められ、選抜に出場すれば上位進出が期待できる好チームだ。
対する日大三は東京大会6試合で9本塁打を放った強力打線が最大のウリ。強打の1番・井上 大成、スラッガー・金成 麗生など一発を打てる打者が数多く揃う。注目はエースの櫻井 周斗(関連記事)。左腕から投げ込む速球の最速は144キロを計測し、自慢である縦スライダーは打者の手元で大きく落ち、都大会では多くの奪三振を量産してきた。都大会決勝の早稲田実業戦では縦スライダーを武器に主砲・清宮幸太郎(関連記事)から5三振を奪った。一冬超えて成長した姿を見せればドラフト候補として大きく注目されそうだ。
上宮太子は昨秋、神宮大会優勝の履正社を唯一破ったチームである。履正社とは大阪府大会決勝で対戦し、10対3で破り優勝を決めている。エースの森田輝は、130キロ後半の速球とキレのあるスライダーをコンビネーションする好右腕で、近畿大会進出の原動力となった。また打線では俊足の選手が揃い、セーフティバント、エンドランを絡めて点を奪っていくチームだ。
奈良高田商は、エースの古川 響輝は130キロ後半の速球とキレのある縦スライダーのコンビネーションで勝負する本格派左腕で、敗れた履正社戦(近畿大会準々決勝)でも、強打線相手に7三振を奪っている。全国舞台で活躍が期待できる好投手の一人である。
関東は慶應義塾、日大三。近畿は上宮太子、奈良高田商とどちらが選ばれても魅力的なチームだ。果たして、選考の結果はいかに?選抜出場校発表は、15時からだ。第89回選抜高等学校野球大会の出場校が発表される。出場校発表はこのページで速報予定!
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