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菊池雄星投手、2年後のオフにメジャー移籍志望!これまでポスティングシステムで移籍した高卒の投手たち

2017.01.06

菊池雄星投手、2年後のオフにメジャー移籍志望!これまでポスティングシステムで移籍した高卒の投手たち | 高校野球ドットコム

菊池雄星投手(埼玉西武)

菊池雄星投手、2018年オフにポスティングシステムでメジャー移籍か?

 埼玉西武・菊池雄星投手が2018年オフに、ポスティングシステムでメジャーリーグに挑戦する可能性が出てきた。高校時代は花巻東を2009年選抜準優勝、夏甲子園ベスト4入りに導く活躍を見せ、左腕から最速154キロのストレートを投げ込む姿にMLB関係者が注目。菊池投手自身もメジャー志望を見せていた。高卒ではメジャーに行かず、埼玉西武に入団。1年目は故障の影響で、登板なしに終わったが、2年目では4勝を挙げ、プロ入り5年目の2014年から先発ローテーションに定着した菊池投手は、2016年に初の12勝、143回、防御率2.58と好成績を残し、年俸も初の1億円に到達した。

 もし2018年オフに菊池選手が移籍すれば、その時、27歳。これまでポスティングシステムでメジャーに移籍した高卒出身の投手はこれまで5名いるが、移籍当時の年齢と日本最終年の成績は以下の通りだ。
 松坂大輔投手 26歳 17勝5敗 防御率2.13
 井川慶 27歳 14勝9敗 防御率2.97
 ダルビッシュ有投手 25歳 18勝6敗 防御率1.44
 田中将大投手 25歳 24勝0敗 防御率1.27
 前田健太投手 27歳 15勝9敗 防御率2.09
  5人とも日本最終年でしっかりとした成績を残しており、菊池投手もMLB志望を口にしたことで、さらなる成績を残すことが期待される。
近年のプロ野球は150キロ越えの剛腕右腕は非常に多くなったが、先発ローテーションを守れる150キロ左腕はそうはいない。最速157キロのストレートを投げ込む菊池投手はまさにMLBが欲しがるような潜在能力を持った投手であり、今季のパフォーマンスに注目が集まる。

 今年は東北楽天に移籍した岸孝之投手の穴を埋める活躍を見せることができるか注目をしていきたい。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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