決勝戦へ勝ち進むのは?準決勝の見所を徹底紹介!
決勝戦へ勝ち進むのは?準決勝の見所を徹底紹介!
大西健斗(北海)
第98回高等学校野球選手権大会も準決勝を迎える。今年はベスト4は全て2回戦登場チームという珍しい事態となった。決勝戦に駒を進めるのはどのチームになるのか、準決勝の見所を紹介していきたい。
第1試合 作新学院(栃木)vs明徳義塾(高知)
最速152キロを誇る剛腕エース・今井達也の快投に乗せられて、破壊力ある打撃力で勝ち上がってきた作新学院。懸念材料はエース・今井の疲労状態。全国制覇を見据えるならば、どこか今井以外の投手を起用する必要はあるだろう。そうなると3試合連続本塁打を放っている最速145キロ右腕・入江大生は投打両面でカギを握っている。また大事なところで守備力の高い選手を起用してそれが結果としてはまったり、小針監督の采配も光っている。
明徳義塾は得意の粘り打ち、エンドランや盗塁を駆使して、つなぎの野球で1点を加点していきたい。投手陣では相手打線の狙い球を外す投球を心掛けたい。ここまで安定したリード、キャッチング、スローイングが光っている古賀優大のパフォーマンスにも注目だ。
【作新学院の勝ち上がり】
準々決勝 対木更津総合 3-1 レポート
3回戦 対花咲徳栄 6-2 レポート
2回戦 対尽誠学園 3-0 レポート
【明徳義塾の勝ち上がり】
準々決勝 対鳴門 3-0 レポート
3回戦 対嘉手納 13-5 レポート
2回戦 対鳥取境 7-2 レポート
第2試合 北海(南北海道)vs秀岳館(熊本)
北海は北海 大西健斗が3試合連続完投。ここまできたら準決勝でも大西がいけるところまでいくだろう。打線は上位打線を中心に、当たっている。秀岳館戦では、ハイレベルな左右の投手と対戦することになるが、甘く浮いた直球を見逃さずに打ち返していきたい。北海とすれば打ち合いにもっていきたい試合だ。
秀岳館はもともと継投策で勝ち上がってきたチームだけに戦い方にブレがないのが一番良い。昨秋、投手力が課題だと語っていたが、全体のレベルの底上げに成功したことで逆にそれを強みにしている。また機動力や長打力のレベルの高さは全国トップクラス。立ち上がりから畳みかけ、試合の主導権を握っていきたい。
【北海の勝ち上がり】
準々決勝 対聖光学院 7-3 レポート
3回戦 対日南学園 4-1 レポート
2回戦 対松山聖陵 2-1 レポート
【秀岳館の勝ち上がり】
準々決勝 対常総学院 4-1 レポート
3回戦 対いなべ総合 6-1 レポート
2回戦 対常葉菊川 6-1 レポート
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