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【選手権沖縄大会】秋優勝の八重山と同8強の八重山商工が初戦で激突!各ブロックの見どころを紹介!!

2016.06.09

“平安 常輝、知念 大河”border=左から 平安 常輝(糸満)、知念 大河(沖縄尚学)

【選手権沖縄大会】ブロックごとの見所を紹介!

 参加63校が聖地甲子園を目指す第98回全国高校野球選手権沖縄大会の抽選会が7日、北中城公民館にて開かれた。

 春季県大会優勝糸満豊見城沖縄尚学美来工科がシード番号を引き、残り59校の選手たち(離島は本部抽選)が次々とクジを引いていった。その中でも一番の激戦区となったのがAブロック。では、各ブロックごとに見ていこう。

■Aブロック

 秋季県大会優勝八重山と同8強の八重山商工がいきなり対戦。3位決定戦とはいえ、2013年の春季県大会で対戦して以来の激突となる。普段は島を出ることのない両校だからこそ、切磋琢磨を目標に何度も練習試合を重ねてきたことだろう。互いに手の内はもちろん、特徴なども把握している。だからこそ、一瞬たりとも気を抜かない凄いゲーム展開が繰り広げられるはずである。その勝者を糸満が待ち受ける。ここ2年間、夏の沖縄大会は第一シードが優勝を果たしており、糸満もそれに続く力を有していることは、先の九州地区高校野球大会でのベスト4が示している。果たしてこの小山を勝ち抜くのはどちらなのだろうか!?

 さらに、このブロックには昨年優勝校で、秋季県大会準優勝の興南と、同4強嘉手納が入った。本部豊見城南も侮れないチーム力がある。

■Bブロック

 第四シードの美来工科が筆頭のBブロックも凄い。春季県大会準々決勝でぶつかったばかりの前原との再戦が、2回戦で実現しそうなのだ。さらに秋季県大会豊見城を下した那覇春季県大会美来工科を相手に1点差ゲームを演じた名護、同大会で沖縄水産と延長15回引き分け再試合の那覇西、同8強の宜野湾とシード校に全く引けを取らないチームが揃う。大会での結果こそ出ていないが、投打のバランスが高いコザも上位進出を虎視眈眈と狙う。

■Cブロック

 各ブロックに比べると、シード豊見城が一歩抜きん出ている感があるのがこのCブロック。対抗馬の一番手となりそうなのが部員数100名を連ねる知念と、秋季県大会ベスト4那覇商。この両校が2回戦でぶつかる可能性が高く、勝者が3回戦で豊見城に挑戦する形となりそうだ。
その他では浦添商小禄与勝、宮古総実が反対側での勝ち頭を競いそうだ。

■Dブロック

 春季県大会3位沖縄尚学がシードのブロック。2011年以降、夏の大会で5年連続準決勝、決勝に進出している沖縄尚学は、今回も投打の総合力をグンと上げてきており、頭一つ抜け出している。
またこのブロックには好カードも続出した。秋季県大会8強同士の中部商宜野座に加え、新人中央大会で延長14回の激闘を繰り広げた沖縄石川と美里工の再戦も組まれた。さらに成長著しい未来沖縄高校と、秋季県大会16強の西原も互角の力を持つ。この3カードの勝敗は予測がつきにくく、勝ち残ったチームが沖縄尚学への挑戦権を得るという形になりそうだ。

■注目校、注目選手に迫った抽選会前展望も要チェック!!
【どこが出場してもおかしくない群雄割拠の沖縄の夏がやってくる!】

詳細日程・応援メッセージ / 組み合わせ表

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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