【選手権沖縄大会】秋優勝の八重山と同8強の八重山商工が初戦で激突!各ブロックの見どころを紹介!!
【選手権沖縄大会】ブロックごとの見所を紹介!
参加63校が聖地甲子園を目指す第98回全国高校野球選手権沖縄大会の抽選会が7日、北中城公民館にて開かれた。
春季県大会優勝の糸満、豊見城、沖縄尚学、美来工科がシード番号を引き、残り59校の選手たち(離島は本部抽選)が次々とクジを引いていった。その中でも一番の激戦区となったのがAブロック。では、各ブロックごとに見ていこう。
■Aブロック
秋季県大会優勝の八重山と同8強の八重山商工がいきなり対戦。3位決定戦とはいえ、2013年の春季県大会で対戦して以来の激突となる。普段は島を出ることのない両校だからこそ、切磋琢磨を目標に何度も練習試合を重ねてきたことだろう。互いに手の内はもちろん、特徴なども把握している。だからこそ、一瞬たりとも気を抜かない凄いゲーム展開が繰り広げられるはずである。その勝者を糸満が待ち受ける。ここ2年間、夏の沖縄大会は第一シードが優勝を果たしており、糸満もそれに続く力を有していることは、先の九州地区高校野球大会でのベスト4が示している。果たしてこの小山を勝ち抜くのはどちらなのだろうか!?
さらに、このブロックには昨年優勝校で、秋季県大会準優勝の興南と、同4強の嘉手納が入った。本部、豊見城南も侮れないチーム力がある。
■Bブロック
第四シードの美来工科が筆頭のBブロックも凄い。春季県大会準々決勝でぶつかったばかりの前原との再戦が、2回戦で実現しそうなのだ。さらに秋季県大会で豊見城を下した那覇、春季県大会で美来工科を相手に1点差ゲームを演じた名護、同大会で沖縄水産と延長15回引き分け再試合の那覇西、同8強の宜野湾とシード校に全く引けを取らないチームが揃う。大会での結果こそ出ていないが、投打のバランスが高いコザも上位進出を虎視眈眈と狙う。
■Cブロック
各ブロックに比べると、シード豊見城が一歩抜きん出ている感があるのがこのCブロック。対抗馬の一番手となりそうなのが部員数100名を連ねる知念と、秋季県大会ベスト4の那覇商。この両校が2回戦でぶつかる可能性が高く、勝者が3回戦で豊見城に挑戦する形となりそうだ。
その他では浦添商、小禄、与勝、宮古総実が反対側での勝ち頭を競いそうだ。
■Dブロック
春季県大会3位の沖縄尚学がシードのブロック。2011年以降、夏の大会で5年連続準決勝、決勝に進出している沖縄尚学は、今回も投打の総合力をグンと上げてきており、頭一つ抜け出している。
またこのブロックには好カードも続出した。秋季県大会8強同士の中部商と宜野座に加え、新人中央大会で延長14回の激闘を繰り広げた沖縄石川と美里工の再戦も組まれた。さらに成長著しい未来沖縄高校と、秋季県大会16強の西原も互角の力を持つ。この3カードの勝敗は予測がつきにくく、勝ち残ったチームが沖縄尚学への挑戦権を得るという形になりそうだ。
■注目校、注目選手に迫った抽選会前展望も要チェック!!
【どこが出場してもおかしくない群雄割拠の沖縄の夏がやってくる!】