【鹿児島県秋季大会】鹿児島県大会 組み合わせ決定!
鹿児島県大会組合せ・選手宣誓
【鹿児島県秋季大会】鹿児島県大会 組み合わせ決定!
第137回九州地区高校野球大会鹿児島県予選の組み合わせ抽選会が9月7日、鹿児島市の鶴丸高校文化館であり、連合4チームを含む70チーム78校の対戦カードが決まった。
大会は21日に開幕し、10月5日まで(※準決勝前日の10月3日は休養日)、鹿児島市の[stadium]県立鴨池[/stadium]、[stadium]鴨池市民[/stadium]、[stadium]姶良市の総合運動公園野球場[/stadium]の3球場で秋の九州大会を目指した熱戦が繰り広げられる。開会式の選手宣誓は樟南の前川大成主将(2年)が務める。今大会のベスト4が来春のセンバツ甲子園の重要資料となる九州大会(10月24日―29日・鹿児島)に出場する。
抽選会では、8月にあった各地区大会の優勝校、鹿児島実、鹿児島南、鹿児島池田、鹿児島城西、れいめい、加治木工、尚志館、鹿児島大島(※鹿児島市内は3位校まで、大島地区と熊毛地区は1年交代でシードになる)の8校がシードされた。残りのチームは予備抽選を経て、本抽選を行い、対戦カードが決まった。地元開催で九州大会の出場校枠が普段の倍の4校あることから、まずは4強入りを目指して各校がしのぎを削る。
例年、秋の県大会はどのチームも戦力未知数であり、予想が立てづらいものだが、今大会は樟南、神村学園、鹿屋中央など実力があると目されたチームが地区大会でシード権をとれず、ノーシードになったため、余計に序盤から混戦になりそうだ。シード校の相手が好チームで初戦の好カードが目白押しである。
その中であえて優勝候補を挙げるとすれば、鹿児島市大会優勝の鹿児島実だろうか。夏の甲子園から戻って日が浅い中で、序盤もたつきながらも尻上がりに調子を上げて2年連続で市大会を制した。前チームから4番の綿屋樹主将(2年)に追立壮輝(2年)、板越夕桂(2年)、夏の甲子園メンバーが中軸を担う打線は破壊力があり、選手層も厚い。投手陣の柱が出来上がってくれば、頂点を狙うことも十分可能だろう。
夏準優勝の鹿児島城西はメンバーが大きく入れ替わったが、投打とも高いレベルでまとまっており、強豪ひしめく南薩を制した底力は侮れない。注目選手の太田龍(2年)を擁するれいめい、長野良太(2年)を擁する加治木工は順当に地区大会を制しシード権をとった。れいめいは強力打線を擁する鹿児島、加治木工は前チームからの経験者を豊富に擁する樟南との対戦が決まり、序盤が大きなヤマ場になりそうだ。シード鹿児島大島も左腕・渡秀太(2年)―上原勇人(2年)のバッテリーを始め、経験豊富なメンバーがそろい上位を狙える力はある。古豪・鹿児島玉龍の初戦が大きなカギになる。
鹿児島市内大会初戦で樟南から金星を奪った鹿児島池田は創部以来初のシード権をとった。姶良・伊佐地区準優勝の加治木との初戦は2回戦屈指の好カードだ。粘り強さが身上の鹿児島南と枕崎の対戦も見逃せない。
南薩大会で川辺に敗れた神村学園は3年連続のセンバツを目指し、県大会で捲土重来を期す。大隅の雄・尚志館や鹿屋中央、南薩の薩南工や指宿商、北薩の鹿児島川内、姶良・伊佐の国分中央なども前評判は高い。
(文:政純一郎)
■組み合わせと応援メッセージは下記リンクから
第137回九州地区高等学校野球大会鹿児島県予選
■鹿児島県の選手名鑑はこちらから
■注目選手
・綿屋 樹(鹿児島実業)
・畠中 優大(樟南)
・田中 梅里(神村学園)
・平 将太(鹿児島城西)
・渡 秀太 (鹿児島大島)
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