神村学園高の仲山晃輝選手(3年)が日本学生野球表彰に選ばれる!
左から小田大介監督、塩田将孝部長、仲山晃輝前主将、松ケ野透学校長
「3年間を大学でも活かしたい」
2014年度の日本学生野球表彰に選ばれた神村学園高の仲山 晃輝選手(3年)の表彰式が1月26日、鹿児島市の鶴丸高校であった。
同賞は日本学生野球協会に加盟する26大学連盟、47都道府県高校野球連盟に所属し、今年度顕著な活躍をした選手をそれぞれの連盟が推薦する。鹿児島から選ばれた仲山選手は主将、1番・センターとしてチームの昨春の選抜甲子園出場(第86回選抜高校野球大会 チーム紹介神村学園高等部)、昨夏の選手権鹿児島県予選準優勝などに貢献した。
盾を掲げる仲山 晃輝前主将(神村学園)
授賞式では、県高野連の豊島 真臣会長から記念の盾が贈られ「高校生として範となる姿が認められた。これからも後輩の目標となる先輩でいて欲しい」とあいさつ。仲山選手は「高校の3年間を大学でも活かせるように頑張ります」とお礼を述べた。「野球だけでなく、日頃の生活面まで含めた評価。残り少ない高校生活を大切にしたい」と受賞の感想を話していた。
兵庫・住吉中の出身で、甲子園を目指す高校を決める際に「家を出て、生活面も全て自分でやらなければいけないところに身を置きたかった」とはるばる鹿児島の同校を選んだ。
勝負強い打撃だけでなく、外野手でありながら果敢なダイビングキャッチでチームのピンチを救うなどガッツあふれるプレーが持ち味。「打撃だけでなく、守備でチームを引っ張れたこと」を3年間で最も印象に残っている思い出に挙げる。
卒業後は上武大(群馬)に進学する。「多くの鹿児島の人に応援してもらったので、その期待に応えられるよう、大学では神宮で日本一を目指したい」と今後の抱負を語っていた。
(取材・文 政純一郎)
【高校野球ドットコム編集部】
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