甲子園へ「想い」刻む 尚志館、センバツへいざ出陣 壮行式
選抜への意気込みを語る尚志館ナイン
大隅半島から初の甲子園へ!尚志館の壮行式が開催
第85回選抜高校野球大会(センバツ)に出場する尚志館の壮行式が3月13日、志布志市の同校体育館であった。尚志館ナインは、全校生徒や学校関係者らが見守る中、初の甲子園に挑む意気込みを新たにしていた。
尚志館は、昨秋の九州大会で4強入りし、1月25日の選考会で出場36校の中に選ばれた。大隅半島から甲子園に出場するのは、春夏を通じて初めての快挙だった。
式では大平和男・県高野連会長が「皆さんの活躍が、後に続く子供たちに勇気と元気を与える。抜群のチームワークと持ち味の打ち勝つ野球を存分に発揮してほしい」とあいさつ。県知事などからの激励金や激励品が手渡され、本田康伸校長はあいさつで、志布志市の小中学生約2600人が折った約12500羽の折鶴を紹介し「尚志館らしい力いっぱいのはつらつプレーを」と期待した。
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部員26人が壇上に上がって紹介され、応援団がエールを送り、最後に新原晃太主将(2年)が「1日でも、1分でも、1秒でも甲子園に長くいて、自分たちが甲子園に掛けてきたすべての想いを刻み、全力で戦う」とお礼と決意を述べた。応援団長の児玉聖也君は「甲子園の前に直接、応援の言葉を伝えるのはきょうが最後なので、思う存分暴れてきて欲しい」と気持ちを込めてエールを送った。
大会は22日からで、組み合わせ抽選会は15日にある。尚志館ナインは14日にフェリーで甲子園に向けて出発する。
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【高校野球ドットコム編集部】
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