前巨人・山下、前中日・武田など三菱重工east新加入5人全員がハイレベル!!
高校時代の山下航汰
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神奈川を代表する強豪社会人チーム・三菱重工eastが新加入選手5人を発表した。
池内 瞭馬投手(津商ー國學院大)は國學院大の春秋リーグ連覇に貢献した実戦派右腕。シャープな腕の振りから繰り出す140キロ中盤の速球、切れのある変化球でゲームメイクができる。原 綜冶投手(日高中津ー東北福祉大)も140キロ中盤の速球を投げ込む好右腕だ。森 圭名投手(富山第一ー青山学院大)は、東都1部、2部でも着実に実績を残した速球派右腕。140キロ後半の速球とキレのある変化球をコントロールよく投げ分け、ドラフト候補として注目されていたように、即戦力として大きな活躍が期待できそうだ。
また、前巨人の山下航汰外野手(健大高崎出身)が注目される。プロ1年目はファームで首位打者、1軍も経験。打撃技術の高さは群を抜いていたが21年オフに戦力外となった。合同トライアウトの試合では、アウトになったものの、左中間へ鋭いライナーを放った打球には見応えがあった。
前中日で、昨年1軍93試合に出場した武田健吾外野手(自由ケ丘出身)の加入も大きい。トライアウトでは、参加選手の中でもスピード感溢れるプレーは別格だった。オリックス時代の17年には1軍で61安打をマークしているだけに、打撃が復活すれば、野手はかなり充実するのではないか。
前NPB所属選手が社会人野球に入るケースは増えているが、これほど高レベルな野手2人が入ることは異例。そして新加入の3投手のレベルもハイレベル。今年の三菱重工eastが楽しみだ。
(記事:河嶋 宗一)
【2022年度新入団選手】
【投手】
池内 瞭馬(津商ー國學院大)
原 綜冶(日高中津ー東北福祉大)
森 圭名(富山第一ー青山学院大)
【外野手】
武田 健吾(自由ケ丘ーオリックスー中日)
山下 航汰(健大高崎ー巨人)