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田嶋、福田などチームに欠かせない戦力を次々と指名した17年オリックスドラフト

2021.11.26

田嶋、福田などチームに欠かせない戦力を次々と指名した17年オリックスドラフト | 高校野球ドットコム
2017年1位・田嶋 大樹

 白熱としたオリックスと東京ヤクルトの日本シリーズ。今回は、オリックスの2017年ドラフトを振り返っていきたい。

<2017年>
1位:田嶋 大樹(JR東日本)
2位:鈴木 康平(日立製作所)
3位:福田 周平(NTT東日本)
4位:本田 仁海星槎国際湘南
5位:西村 凌(SUBARU)
6位:西浦 颯大明徳義塾
7位:廣澤 伸哉大分商
8位:山足 達也(Honda鈴鹿)
育成1位:稲富 宏樹三田松聖
育成2位:東 晃平神戸弘陵
育成3位:比屋根 彰人飛龍
育成4位:木須 デソウザ フェリペ御殿場西

 まず1位の田嶋は今季自己最多の8勝を挙げ、通算21勝。昨年から2年続けて100回以上投げており、今年も規定投球回に到達。シーズン優勝に大きく貢献し、日本シリーズでも登板を経験した。

 K-鈴木は150キロ超えの速球を武器に、自己最多の34試合登板し、日本シリーズでも三者連続三振を奪った。3位の福田は4年連続で300打席以上に立ち、特に今年は優勝に欠かせない戦力となった。マルチで活躍する福田の人気は高まっている。4位の本田は今季2試合に登板。速球とフォームが魅力的な大型右腕で、化けることを期待したい。

 5位の西村は通算92試合だが、印象的な活躍が多く、貢献度が高い外野手だ。6位の西浦は高卒3年目まで128試合に出場したが、特定疾患である両側特発性大腿骨頭壊死症の影響で、高卒4年目の現役引退が決まった。7位の廣澤は20年に23試合に出場。8位の山足は今季53試合に出場。ユーティリティ性野手として首脳陣からの評価も高い。

 即戦力左腕、即戦力内野手、即戦力中継ぎ、ユーティリティプレイヤーと
チームには欠かせない存在を多く指名できた年であり、中嶋監督の体制になってから、持ち味を発揮している選手が多い。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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