崖っぷちの清宮幸太郎(早稲田実出身)は筒香パターンの覚醒はなるか?
清宮幸太郎(早稲田実出身)
今年の最重要チームの1つ北海道日本ハムファイターズ。日本ハムは若手のレベルアップが課題となるが、清宮幸太郎もその1人だろう。
高卒1〜3年目まで3年連続で7本塁打を放っており、やはり他の高校生打者としてはレベルが違うのは確か。ただ、そこから伸びず、昨年は一軍出場なしに終わった。ただ、19本塁打、60打点と別格の本塁打数を残した。このオフやキャンプの動きを観ていると、球団も、新庄剛志ビッグボスも清宮をなんとかしたい思いが感じられる。清宮は真面目な野球人。その期待に応えようと減量したり、行動を変えようとしている。
期待するのは筒香嘉智の覚醒パターンだ。筒香も高卒3年目に10本塁打を放ったが、4年目に1本塁打に終わった。ただそこから変わった筒香は高卒5年目に22本塁打
を放ち、順調に本塁打を重ねていった。
色々言われることも多い清宮だが、高卒4年目以内に一軍で21本塁打を打てるのは只者ではないので、なにかをきっかけにコンスタントに自慢の長打を発揮してほしい。清宮がその期待通りのパフォーマンスを見せれば、打線のピースが1つ埋まり、厚みが出てくる。野球人生をかけた勝負の1年。ぜひ変わることを期待したい。