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- 2011年秋の大会 奈良県秋季大会
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春夏秋を通じて初の栄冠に輝いた奈良大付
奈良大付、すべての力を出し切り初優勝 秋の奈良を制す
奈良大付が、春夏秋を通じて、初めて奈良大会の頂点に立った。
優勝候補の筆頭・智辯学園を倒しての、県大会制覇は同校の歴史を振り返る意味でも、初の甲子園出場を狙う意味でも貴重な勝利になった。
「智辯学園を倒すためにやってきて来たわけではないですけど、智辯学園に勝てて、初めての優勝ができたことは非常に嬉しいです」と田中一訓監督がいえば、主将の福井大貴は「(奈良県の高校球児は)智辯学園や天理を倒すのが目標で、奈良県の歴史を変えるのは自分らやと思ってやってきた。それが自分らの代でできたのは良かったです」と顔をほころばせた。
積極的な姿勢が勝利をもぎ取ったと言っていい。この決勝戦、田中監督は準決勝までのオーダーをガラっと代え、試合に臨んでいた。大会に入ってから打線の調子が上がらず、消極的になっていたからだが「原点に戻るため」と夏休みの好調時のオーダーに全て戻したのである。
「それでも振れてない選手は途中で変えましたけど、みんなが積極的にいってくれた結果だと思います」と田中監督は語る。
試合は、1回表に智辯学園の先制パンチを浴びて、2失点を喫する苦しい展開。しかし、その裏、6番・長瀬の2点適時打などで4点を取り返した。
その後、追いすがる智辯学園の反撃を浴びたが、4番・水迫の本塁打で突き放すと、エース・青山 大紀の温存で起用された智辯学園の2人の投手をマウンドから引きづりおろす。「青山君は好投手なので、右方向へ打つ練習をして来ていて、先発は違う子でしたけど、やったろという空気はありました」と田中監督は言う。
6-5の展開から8回表、智辯学園の7番・小野 耀平に本塁打を浴びて同点。苦しい展開に持ち込まれたが、粘り切った。中でも、最大のハイライトは9回表、1死・2、3塁で青山を迎えたところで、奈良大附ベンチは敬遠を選択し、4番・小池で勝負。ここで、遊撃ゴロ併殺打に仕留め、最大のピンチを脱したのである。
9回裏、先頭の1番・吉田拓が右翼前安打で出塁すると、バント、エンドラン、バントエンドランと駆使して、最後はバントエンドランを成功させ、1死・二塁の好機をつかむと、3番・工藤が右翼前へぽとりと落ちるテキサスヒット。二走・吉田拓が好判断でスタートを切り、本塁へ生還。サヨナラ勝利を決めた。
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| 智弁学園 | 2 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 6 | ||||||
| 奈良大付 | 4 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1X | 7 |
智弁学園:豊田、木村、青山―中道
:吉田祐―工藤
本塁打:小野(智)水迫(奈)
二塁打:中道2(智)加藤(奈)
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