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- 福知山成美vs塔南

奥田史弥は、この日4安打2打点
「福知山成美、長岡効果で2年連続の近畿大会へ!」
16安打8得点で 塔南 の右腕・森脇亮介(2年)を攻略した 福知山成美 が2年連続の近畿大会出場を決めた。
7回裏、塔南の4番・駒月仁人に逆転の一発を浴び、うなだれた島本浩也(2年)、細田治仁(1年)の 福知山成美 バッテリー。田所孝二監督も「ちょっと焦りました」と話す嫌な流れだったが、打線はこの場面でも動じなかった。序盤から最速146キロを誇る京都府屈指の右腕に対し、しっかりと打ち返してきた打線。その源には旧チームのエースだった長岡宏介(3年)の存在があった。プロ志望届けを提出した右腕は、塔南との対戦が決まってからの練習で後輩を相手に打撃投手を努めた。「長岡さんを相手に練習してきたので(森脇を攻略する)自信があった」と話す白石遼主将(2年)。その言葉は追いかける展開になってこそ生かされた。
8回表、1死から8番松野航己(2年)が二塁打を放つと、9番島本の所で代打廣田雄介(2年)を起用。「こういう場面を想定して練習してきた」と田所監督が話す代打の切り札がしっかりと上位に繋いだ。
1、3塁として1番白石がきっちりと同点タイムリー。さらに2番今井新水(2年)が勝ち越しの三塁打。エースを降ろした場面で絶対に欲しい勝ち越し点を奪うことができた。
マウンドを引き継いだ1年生左腕の津田響が残り2イニングを凌ぎ、近畿大会出場を決めた 福知山成美 。公式戦経験者の少ない新チームだが、夏の府大会決勝で無念の登板回避をした先輩が残した遺産を自信に変えた。更なる強豪が待ち受ける近畿の舞台でも、 長岡 の存在が確実に後押しになってくれるはずだ。
(文=松倉雄太)
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