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- 2011年 第64回高知県高等学校体育大会
- 高知vs追手前

先制タイムリー3塁打を放った亀井(高知)
高知、能力高きゆえの憂鬱
春季県大会決勝戦では延長戦までもつれ込んだ追手前相手に、初回、亀井 雅人(3年)のタイムリー3塁打など終始主導権を握って快勝。
しかし、それでも高知の試合運びは三島に敗れた春季四国大会同様、どこかぎこちなかった。
その「ぎこちなさ」はどこに起因しているのか?確かに島田達二監督の言うように「春季四国大会以降はバットを振り込ませているし、この大会には合わせていないし、色々と試していることがある」ことによる体の重さはあるのだろう。
ただし、敢えてもう1つあげるとすれば、彼らには明らかに「準備」が不足している。
例えば、三島戦でグラブが届く範囲の二遊間を抜かれ、この日もセカンドベース後ろまで追いつきながらボールが手に付かず1失策を記録したショート・亀井の守備。
明らかに以前と比べリズムが狂っている彼の動きを観察していると、ある準備不足に気付くことができた。
以前は投球態勢に入ると鋭いダッシュで的確なポジショニングを取っていた彼。ところが今はワンテンポ、ときにはツーテンポ守備位置に入るのが遅いのである。ネット裏から「名手」の評価を得た一昨年のセンバツに代表されるように、彼の野球センスが高いことは間違いないが、その一方でセンスだけでいつまでもカバーできるほど野球は甘いものではない。
その他にも全てにおいて全力疾走を心がけていた追手前と比べ、ホーム手前でスピードを緩めてしまう試合前集合など、「準備不足」をあげれば枚挙に暇はない。
それでも今は高知県内トップクラスの実力を維持している高知であるが、個々の能力高き彼らが目指すべきところは、トップクラスはトップクラスでも「県内」ではなく、「四国」、そして「全国」であるはず。
負けてから後悔するのでは遅い。雌雄を決する7月までに彼らがスイッチを入れる術を自ら手に入れること。
「全国」のトップクラスへ。今後の 気付き=伸びしろ は十分にある。
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