- トップ
- 試合記事一覧(大会別)
- 2009年秋の大会 第125回九州地区高校野球大会
- 嘉手納vs 宮崎工

嘉手納ナイン、歓喜の輪。
嘉手納は初優勝!
第125回九州地区高校野球は31日、サンマリンスタジアム宮崎で決勝が行われ、嘉手納が宮崎工 の反撃を振り切り、初出場で初優勝を飾った。
9回裏、一打同点のピンチにもエース・池原有(2年)は冷静だった。宮崎工 の代打谷口雄大(2年)を簡単に追い込むと、ウイニングショットにはスライダーを選択。「最後は狙っていた」という三振で締め、大きな雄叫びを上げた。
「本当に素晴らしい子供たちで、幸せものです」と玉橋元博監督は感無量の表情で話した。
決勝の舞台でも気負わず、普段通りの野球を実践した。「相手の浜田(智博=2年)君は球の出所が見にくい。だからバッティングマシンと思って行け」という眞玉橋監督の言葉で力みが消えたナイン。ノビノビと思いきったフルスイングで浜田攻略に成功。先取点を奪った3回の吉田俊紀(2年)、追加点を奪った5回の山内昌伍(2年)と浜田の初球を叩いての三塁打だった。
一方のエース池原は前日の準決勝で登板がなく休養十分。さらに左腕の山城星也(2年)が完封したことで、「悔しい気持ちもありました」と発奮。
相手打線が早いカウントから打ってくるのを利用して、初球から強気の攻めで宮崎工を封じていく。
不安になったのは3連打で2点を失った7回。「少し疲れが出た」と池原が話せば、捕手の眞謝博哉(2年)も「左打者に対しての時に体が開いている。池原が疲れてきた時のシグナルです」と共通の認識を持ち始めたバッテリー。それでも「夏休みは守備練習ばかりだった」というバックを池原は信頼していた。
先頭に三塁打を浴びた8回も狙い通りの内野ゴロを積み重ねて、2点差を保った。
「池原は負けず嫌いで以前はムキになるような所があった。でも今は冷静な投手になれました」と眞謝主将はエースの成長を感じている。
「九州大会という大きな舞台で、普段通りの野球ができるか不安な所もありましたが、私の杞憂でした。子供たちは平常心でやれ、再発見できました」と九州大会を振り返った眞謝玉橋監督。
次の舞台は11月14日からの明治神宮大会。眞謝主将は「全国のレベルを知りたい」と意気込みを語った。九州制覇の自信を胸に、神宮大会に乗り込む。
(文=松倉雄太)
































































