佐藤 将選手 (桐蔭学園)

佐藤 将

球歴:桐蔭学園

都道府県:神奈川

ポジション:外野手

投打:右 / 左

身長:177.0 cm

体重:73.0 kg

学年:卒業

寸評

 今年の春季大会では、桐蔭学園の打線を打者一巡だけ確認。その中で印象的だったのが、一番を打っていたこの 佐藤将 。 そして昨夏武相戦では、延長戦で決勝打を放ったのが、当時2年生だった彼だった。 (第一印象)  何か僅かな観戦でも、印象に残る打撃をするのが、この 佐藤将 の非凡な才能。特に、ボールを捉えるセンスには、非凡なものを感じます。 (守備・走塁面)  残念ながら、今春の桐蔭学園戦。昨年の夏の武相戦でも、観戦時間が短く詳細な守備・走力の記録は残っていない。昨年の春季大会の時のメモには、あまり佐藤の守備に関しては、打球への反応、キャッチングなどはよくないと記されている。一年以上経って、守備力がどのぐらい成長しているのか気になるところ。またその時もよくわからなかった地肩の強さや走力もどうなのだろうか? (打撃内容) 前足を軽く引いて、グリップを高めに添え背筋を伸ばして構えます。始動は、リリース前後と極めて遅く、その辺が打撃に影響してそうで気になります。ただボールを芯で捉えるセンスには、非常に優れたものを感じます。 <長所> 小さく真っ直ぐ踏み込んだ足元が、インパクトの際にブレません。動作も小さいので頭の動きが小さく目線は動かず、開きを我慢しつつ軸足にも安定感を感じます。軸を起点に、綺麗な回転で打てています。  振り出しがスムーズで、インパクトまでロスがありません。バットの先端であるヘッドを立てつつ、最後までシッカリ振り抜けます。 <課題>  始動~着地までの「間」が取れていないので、どうしても打てるタイミングは限られます。そのため狙い球が外れると、瞬時に対応することは厳しい打ち方です。好打者タイプの彼にとって、この「点」の打撃で率を残すのは厳しいのではないかと考えます。
更新日時:2012.05.27

将来の可能性

 ボールを捉えるセンスは素晴らしいので、もう少し始動を早めて打撃の幅を広げることができたら、非常に楽しみな打者だと思います。守備・走力に関しては、正直よくわかりませんでした。ぜひ夏の大会では、その辺のところも含めて詳細なレポートを作成したいですね。それでも大学・社会人と、上のレベルでの野球を意識できる素晴らしい打撃センスの持ち主だと評価します。
更新日時:2012.05.27

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です