阪口 皓亮選手 (北海)

阪口 皓亮

球歴:北海

都道府県:北海道

ポジション:投手

投打:右 / 左

身長:185.0 cm

体重:66.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2017年8月12日)  北海の先発、阪口 皓亮(3年、背番号10)はまったくの無名と言ってもいい。この阪口がとんでもないくらい凄かった。  降板したあとスカウトに印象を聞くと、今成 泰章・日本ハムスカウトは「(存在は)聞いているけどスピードは141、2キロという話だった。(印象は)投げるだけじゃないところがいいね。まだ伸びそうだよ」と絶賛すれば、苑田 聡彦・広島スカウト統括部長は「(高校球界の)トップランク。何で打たれるんだろうね」と首をひねった。  南北海道大会の成績を背番号1の多間 隼介(3年)とともに紹介しよう。 ◇阪口 皓亮 7試合、27回、34被安打、24奪三振、9与四死球、16失点 ◇多間 隼介 7試合、22.2回、12被安打、19奪三振、4与四死球、2失点  成績だけ見れば全然大したことがない。しかし、実際に神戸国際大附戦を見た人間にはとてもこの成績が理解できない。苑田スカウトの「何で打たれるんだろうね」は、甲子園球場にいた人間すべての思いでもある。  投球フォームは真上から投げ下ろすオーバースロー。テークバックのときの胸の張りが印象的でストレートの最速は148キロを計測。上背があってストレートが速くて……でもそれだけ、という投手は多い。しかし阪口は縦に鋭く落ち込んでくるカットボールのキレが素晴らしく、コントロールも安定している。どうして南北海道大会であれほど打たれたのかいまだに信じられない。
更新日時:2017.08.13

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