笠井 竜太選手 (池田)

笠井 竜太

球歴:池田

都道府県:徳島

ポジション:外野手

投打:右 / 左

身長:166.0 cm

体重:58.0 kg

学年:卒業

寸評

 新チームでは、3番・左翼手で主将を任されている選手。ヘッドスライディングをいとわず、自らのプレーでチームを鼓舞するガッツマン。秋季四国大会では、四国の怪物・安楽智大済美)投手のストレートを、センターオーバーさせた思いっきりの良い打撃が目立っていた。 (第一印象)  積極的なプレーが目立つ、気持ちでプレーする選手。逆にそれが、時には暴走につながることも。四国大会・済美戦では、一点差に追いつくタイムリーを放つも、三塁を陥れようとしてタッチアウトになり、追撃の目を自ら摘んでしまったのは残念だった。 (守備・走塁面)  一塁までの塁間は、4.1秒を切るような俊足。元々絶対的な走力はないようだが、自分の力を出し惜しまない選手なので、タイムも自然と早くなります。済美戦では、盗塁を試みるも失敗。ガッツだけでなく、状況に応じたプレーや技術も、これからは磨くことが求められる。  左翼手としては、打球への反応は思った以上で、けして下手な外野手ではないように思います。ただそれでもレフトだということは、肩はあまり期待できないということなのでしょうか? (打撃内容)  スクエアスタンスで、両足を揃えて構えます。始動は平均的で、ある程度の対応力と長打力をバランスよく兼ね備えた中距離ヒッター。特に、勝負強い打撃を得意としているのでしょう。 <長所>  バットの振り出しの角度がよく、ボールを捉えるまでにロスがありません。それでいてスイング後半の弧が大きく、ボールを遠くに運べる破壊力があります。  足をしっかり引き上げ降ろす割に、目線が大きく動かないのがいいですね。軸足にも強さが感じられ、粘りと力強さがあります。 <課題>  特に大きな欠点は感じませんが、少し打撃の準備である「トップ」の形を作るのが遅れ気味。これだと速い球への対応が遅れる可能性が高まりますが、安楽のストレートを打ち返したことを考えれば、それほど悲観することはなさそうです。
更新日時:2012.12.16

将来の可能性

 気持ちを全面に押し出した、積極的なプレーが魅力。その反動として、もう少し視野の広いプレーや技術的なものを磨いて欲しいかなと思います。やまびこ打線復活の起爆剤的な選手であり、伝統の強打が健在であることを、今も印象づけられる選手でした。
更新日時:2012.12.16

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