平藪 樹一郎 (神村学園)
平藪 樹一郎
- 都道府県:
- 鹿児島
- 高校:
- 神村学園
- 学年:
- 3年
- ポジション:
- 投手
- 投打:
- 左/右
- 身長:
- 171cm
- 体重:
- 68kg
- 寸評
- 右の柿澤 貴裕と共に神村学園の左右の2枚看板なのが、この 平藪 樹一郎 。豪腕リリーフ型の柿沢とは対照的に、まとまりのある先発型の平藪。そのためエースナンバーを背負っているのは、今回ご紹介する 平藪投手の方だ。それでも球速は、130~135キロぐらいでも、腕を強く振って球速以上に力強い球を投げ込んできます。
(第一印象)
正直、神宮大会と比べても、目に見えて球威・球速が増した印象はありません。ただボールゾーンに切れ込んで来るスライダーに威力があり、選抜の石巻工戦では5回で8奪三振を奪えていました。このスライダーは、今後も彼の武器となる球になるでしょう。適度なまとまりと馬力を兼ね備えた、貴重なサウスポーです。
(長所)
石巻工戦では、5回を投げて1死四球。秋は、イニングの1/3以上のペースで四死球を出していましたが、かなり球筋は安定してきました。実際その球を追ってみると、両サイドに適度にボールを散らすことができています。そうやって目を慣らしておきながら、低めに切れ込む変化球で空振りを誘います。
ボールの出所も隠せていますし、腕を何より強く振れるのが魅力。そのため速球と変化球の見分けもつきにくいですし、体重移動も悪くないので、ボールにしっかり体重を乗せられ、勢いのある球が打者の手元まで行きます。
(課題)
かなり制球は良くなったのですが、足の甲の地面の抑えが浮いてしまいがちで、力を入れると上吊る傾向にあります。また左打者に対し、スライダーなどの変化球が甘く入って、その球を痛打される場面が目立ちました。そのため石巻工戦では、5イニングを投げて7安打とイニングを上回る被安打を浴びています。
- 将来の可能性
- 正直馬力のある選手なので、もう少し一冬越えて球威・球速を伸ばしてくるかなと思っていました。しかし球速を伸ばすことよりも、しっかりボールをコントロールすることに重点を置いて取り組んできたようです。そのおかげで、投球の安定感は秋よりも増してきました。
これから夏に向け、カウントを取りに行く変化球の精度を上げて、再び甲子園に戻ってきて欲しいですね。いずれにしても2012年度の鹿児島を引っ張るのは、柿沢とこの平藪ということになりそうです。 - 情報提供・文:2012.04.02 蔵建て男

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