松本 裕樹選手 (盛岡大附)

松本 裕樹

球歴:盛岡大附

都道府県:岩手

ポジション:投手

投打:右 / 左

身長:183.0 cm

体重:77.0 kg

学年:卒業

短評

観戦レポートより抜粋(2014年6月6日盛岡大附の先発はエース・松本 裕樹。松本は今春の岩手県地区予選で、最速150キロをマークし、安樂 智大髙橋 光成に並ぶ速球派右腕として注目されている。  だが今回の松本は聖光学院に勝つために変化球中心の攻めで投球を組み立てる。 「聖光学院は直球をしっかりと打ち込んでいると聞く。だから今日は変化球中心の攻めで行きました」 変化球は110キロ台のカーブ、115キロ前後のチェンジアップ、120キロ前後の横滑りするスライダー、130キロ前後のフォークと実に球種は多彩で、器用に投げ分けており、コントロール良く投げ分けることができていた。ストレートは常時135キロ~140キロ前後と松本にしてはやや控え目だったが、スピードガンで勝負することなく、目の前の打者をしっかりと抑えていた。  1対1の同点で迎えた8回表、松本は二死三塁のピンチを迎える。ここで松本は打席の柳沼 健太郎(3年)に対し、変化球中心の配球で、2ストライクと追い込むと最後はフォークで空振り三振。「この三振が今日の中で、ベストな配球、投球でした」と振り返るほど、絶妙にコントロールされたフォークだった。ピンチを切り抜けた松本は9回表も2つの三振を奪い、三アウト目の三振はアウトローズバリと決まる142キロのストレート。尻上がりに調子を上げていた。  勝利を決めた盛岡大附・関口監督は 「苦しい試合になることは分かっていたので、点差は予想通りのものでした。今日は松本が粘り強く投げてくれたことに尽きます」とエースの好投をたたえた。  勝てる投手へ成長を見せた松本。この日の最速は146キロ。140キロ中盤を計測したのは数球だけで、控え目な投球だった。今日のような繊細な投球に、ストレートも豪快さが出てくれば、さらに打たれない投球が出来るようになるのではないだろうか。夏へ向けて更なる進化を期待したい
更新日時:2014.06.08

1 Comment

  1. 匿名

    2024-03-02 at 4:17 PM

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