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第76回 ミズノ株式会社 石塚裕昭さん2011年08月08日


 軽量感と操作性を追求した『グローバルエリート』は2009年の販売から2年の月日がたった。プロの若い世代を中心に、グラブ産業に新風を巻き起こした「グローバルエリート」とは果たして、一体どういうものなのだろうか。
ミズノ株式会社 スポーツ事業部 マーケティング部ダイアモンドスポーツ用具企画課 用具担当、石塚裕昭氏に、開発ストーリーを明かしてもらった。

軽さと操作性を追求を追い求めて

"グローバルエリートは『革新的トップブランド』"

――「グローバルエリート」は軽量感や操作性を全面に押し出した新企画ですが、このグラブを企画・製作にあたって、そもそも、軽量感や操作性のニーズはあったのでしょうか?

石塚裕昭氏(以下「石」) 10年ほど前にさかのぼると、グラブというのはしっかりした硬い革を、自分で使っていって型つけをするというのが当たり前でした。
それが2004年くらいから、柔らかいものという市場の流れになってきていたのです。すぐに使えるモノが欲しい、と。得意先様、店頭で購入して型つけをする。柔らかくして、お客様にお渡しするのが当たり前になってきていたのです。
その中で、次、求められている機能として、野球全般に言えることなのですが、軽くて、操作性がいいものを作ろうという流れになってきた。

――それを、「グローバルエリート」というブランドをつける意味があったんでしょうか?

「石」 弊社には『ミズノプロ』というトップブランドがあって、『グローバルエリート』と2大トップブランドの位置づけで、生みだしていこうという形になっています。

ミズノプロというのは、例えば、革や品質などいろんな項目の平均が5点満点っていう理想を追い求めています。『グローバルエリート』は、市場のニーズを分析し、一つの機能に特化させるというコンセプトを持たせようという事になりました。
その中で、特化させる機能を何にするかという話になり、誰もが持って分かる軽さというものを機能にしようということで、生みだされたのです。

――ミズノプロブランドとして作ろうとは思わなかったのですか?

「石」 ミズノプロを残しながら、2大トップブランドの位置づけなのです。ミズノプロは今までにプロが使っていますけど、グローバルエリートは次世代の若い選手をターゲットに展開しています。ミズノプロは『伝統的なトップブランド』であって、グローバルエリートは『革新的トップブランド』になります。ですから、マークも、今までは刺繍だったものを、シリコンっていう新しい素材でやっているんですよ。

――実際、その「軽い」というのは、持って軽いのか。物量的に軽いというか、どういう意味で軽いということなのでしょうか?

「石」 純粋に物質的に軽いという事です。

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