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第8回 松戸中央ボーイズ総監督 松崎敦さん2012年04月25日

 旅行業を主とするジャパンベースボールエージェンシー株式会社の代表取締役であり、日本少年野球千葉県支部に所属している松戸中央ボーイズの総監督である松崎敦さん。
 徹底した文武両道がモットーの松戸中央ボーイズは、2010年に創設された翌秋の千葉県支部1年生若潮大会で準優勝を収めた。いま、中学野球の熱いチームのひとつとして注目を集めている。松崎さんは、いったいどんな選手を育てようと考えているのか?またその取り組みとは?

【目次】
[1]社会で通用するかっこいい中学生に
[2]自分で道を切り開け!

社会で通用するかっこいい中学生に

"文武両道をモットーに。"

――まずは、松崎さんの背景からお伺いします。山梨学院大付から山梨学院大に進学。高校・大学と硬式野球に打ち込んできた松崎さんですが、大学卒業後は、野球を続ける道を選ばなかったのですね。

松崎敦総監督(以下「松崎」)  社会人チームで、野球を続ける選択肢はあったのですが、もともと僕は旅行会社などの観光業に興味があったんです。
 それで、大学卒業後は旅行会社に勤めたのち、2006年に自分で旅行業の会社を立ち上げました。

――その4年後に、ここ松戸中央ボーイズの前身となる少年野球のチームを創設された松崎さんですが、なぜまた野球に携わろうと思われたのでしょうか。

「松崎」  最初は、自分の息子を追いかけたいと思ったからですね。もしも、息子2人が野球をやっていなかったら今、こんなふうにチームを立ち上げていなかったと思います。そういう面では、息子が野球を始めてくれたことには感謝していますね。

 あとは、松戸市はもともと中学生の球児たちにとっては、軟式野球のほうが盛んだったんです。また、野球が上手な選手が、松戸市以外のチームで野球をやることも多かったので、それなら私が小学生から中学生までのチームを立ち上げて、高校野球でも通用する選手を育成したいなという思いがありました。

――松戸中央ボーイズのチーム方針とは?

「松崎」  野球と勉強の両立です。文武両道をモットーに、全員が高校野球進学を目標に、一般社会でも通用するかっこいい中学生を育成すること。これが最大の目的です。

――今日も一日練習を見学させていただきましたが、まず学校が終わって、選手たちがグラウンドに来たら全員で夕飯を食べて、練習をして、そのあと勉強の時間を設けているのですね。そこでは、国語・数学・英語の講師が来て、球児のみなさんに勉強を教えていました。文武両道を本当に徹底されているのですね。

「松崎」  そうですね。今の高校野球を見ていて思うのは、野球だけやっている選手はその先で通用しないと思うんです。野球だけ上手ければいい、野球だけやっていればいいというのは良くないと思うんですよね。結局、そういう選手は自分で自分の目標が持てない。
 学生の本業はやっぱり勉強ですから、その中に野球があるんだよということを中学生の選手たちにも教えたいなと思って指導をしています。
 それに、僕自身が今になって、「小学校の時からもっと勉強をやっておけばよかったな・・・」とか思う時があるんですよ。小学校の勉強は基本じゃないですか。だから、子どもたちには、僕みたいな野球だけの人間になってほしくないなと思ってこのシステムのチームを作っていますね。
 もし僕が中学生だったらこんな厳しいチーム絶対入部したくない!(笑)そんな矛盾がある意味、チーム作りのヒントとなっています。(笑)

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プロフィール

松戸中央ボーイズ総監督 松崎敦さん
松崎 敦(まつざき あつし)
  • 1973年生まれ。千葉県松戸市出身。
  • 山梨学院-山梨学院大
  • ジャパンベースボールエージェンシー株式会社代表取締役。2010年に松戸中央ボーイズを創設。
    創部2年目の昨秋は、日本少年野球千葉県支部1年生若潮大会で、準優勝を収めた。
  • 青少年育成と野球普及のために2009年千葉・流山にナイター照明完備の私有グラウンドを作り、更に2012年6月にはサブグラウンド、雨天練習場、クラブハウスを増設するなど、未来の野球少年のために全力を注ぐ。
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