第717回 石橋康太(関東一)「甲子園とプロ入りを見据えて。世代屈指の捕手が始めた意識改革」2018年06月28日

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【目次】
[1]華々しいデビューを飾った1年夏
[2]飛躍につながったライバル・野村大樹への想い
[3]すべての行動は甲子園にいくために

 今年の高校野球を代表する大型捕手・石橋 康太選手。身長180cm体重83kgの立派な体格から高校通算52本塁打(※6月14日時点)を放ち、。1年夏に甲子園を経験し、現在は打線の中軸を担う一方で、守備の要であるキャッチャーも任されている石橋選手にこれまでの歩みと夏に懸ける思いをうかがった。

華々しいデビューを飾った1年夏


石橋康太(関東一)

 中学時代は藤平 尚真(東北楽天)や郡司 裕也(慶応大)を輩出した千葉市シニアに所属していた石橋選手は東東京の名門・関東一に進学した。

「寮があって野球に打ち込める環境で練習に励みたかったんです」と関東一に進学した理由を話す石橋選手。「1年夏から試合に出場する」という目標を掲げて入部したというが、チャンスはすぐに巡ってきた。

「4月の終わり頃、練習で1ヶ所バッティングをしていた時にキャッチャーの数が足りなくなってマスクをかぶることになったんですが、そのままの流れで1打席だけ立たせてもらえたんです。そこでは結果が出なかったのですが、積極性を持って自分のベストのスイングができたこともあって、その後の練習試合から使ってもらえるようになったんです」。

 米澤 貴光監督も「石橋はパンチ力があった」と当時から評価していたこともあり、夏の東東京大会では5番・ファーストとしてスタメン出場。1年夏から公式戦に出るという高校で最初の目標をクリアすると、甲子園でもドラフト1位で日本ハムに入団した広島新庄堀 瑞輝投手から先制打を含む2安打を放つ活躍を見せた。
「甲子園ではそのオーラに飲み込まれそうになりましたが、先輩方がいつも通りの雰囲気を作ってくれました。そのおかげで自分も普段通りのプレーをすることができたと思います」

 もちろん、すべてが順風満帆だったわけではない。12月には左ヒザ半月板の損傷により手術。復帰までに5ヶ月ほどの長期離脱を強いられることになったが、それでも「ケガをしている今しかできないことがある」と気持ちを切り替えた。「それまでできていなかった基礎トレーニングをしっかりとやって体幹も鍛えましたし、キャッチャーとして配球を学びました」。

【次のページ】 飛躍につながったライバル・野村大樹への想い

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プロフィール

石橋康太
石橋康太(いしばし・こうた)
  • ポジション:捕手
  • 身長:180センチ83キロ
  • タイプ:右投右打
  • 関東一
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