第639回 大谷拓海(中央学院)「応援してもらえる二刀流プレイヤーに」2018年01月27日

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【目次】
[1]不完全燃焼だった2年夏まで
[2]ショート経験が「二刀流」飛躍のきっかけに
[3]収穫の秋、明徳義塾戦で知った「次の課題」

 センバツは第90回、夏の選手権は第100回大会を迎えるなど、高校野球にとって節目の2018年。加えて新3年生となる世代は2000年生まれが大半を占める、いわゆる「ミレニアム世代」。すべてにおいて記念すべき一年を飾るべく、全国各地で逸材たちが活躍の助走に入ろうとしている。

 そこで「高校野球ドットコム」では世代のトップを走る選手に徹底インタビュー。今回登場していただくのは、高い身体能力を武器に投げては最速145キロ、打っては高校通算23本塁打。中央学院(千葉)の「二刀流」・大谷 拓海である。

 昨秋は関東大会初制覇に貢献。センバツで初の甲子園出場を実現させた大谷。インタビューでは本人にこれまでの成長を語ってもらいつつ、大谷を時には厳しく、温かく指導してきた菅井 聡投手コーチからもメッセージをいただきました。

不完全燃焼だった2年夏まで


1年秋の関東大会で1安打完封勝利を挙げた大谷拓海投手(中央学院)

―― 大谷投手は船橋リトルシニアから中央学院に入学直後の1年春から公式戦に出場しましたが、実際に経験をして、どんな感想を持ちましたか?

大谷拓海投手(以下、大谷):とにかく緊張しました。やはり中学の投手と高校の投手とでは、変化球の切れが全然違いましたし、全然打てなかったですね。それでも良い経験になったといえます。

―― 1年夏までは野手中心の出場でしたが、指導者からはどんなことを教わりましたか?

大谷:グラウンドで声をしっかりと出して、存在感を示すこと。それをよく注意された記憶があります。

―― 1年秋からエースとなりましたが、どんな思いでマウンドに登りましたか?

大谷:先輩たちの代なので、負けられない。そういう責任感を持って投げていました。

―― 関東大会初戦の市川(山梨)戦では9回二死までノーヒットノーランの1安打完封でした。

大谷:気づいたら9回二死まできていました。個人的にはあまり実感がない試合です。それよりも準々決勝の作新学院戦(栃木)に打ち込まれて負けた(1対9で7回コールド負け)ことのほうが印象に残っています。あの試合で、自分の実力不足を痛感した試合となりました。

―― 1年冬ではどんなことを重点に置いてトレーニングしましたか?

大谷:今では体幹中心のメニューが多いですけど、1年生の時は体重を増やすことが重要視していたので、ウエイトトレーニングを中心にやっていて筋力をつけていたと思います。

―― しかし2年春、夏は思うような成績を残せず、夏では千葉大会初戦敗退となりました。

大谷:この期間は調子が上がらず、野手として出場をしていましたね。自分のピッチングが思うようにできない時期が続いて苦しい期間でした。

【次のページ】 ショート経験が「二刀流」飛躍のきっかけに

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プロフィール

大谷 拓海
大谷拓海(おおたに・たくみ)
  • ポジション:投手・外野手
  • 身長:180センチ78キロ
  • タイプ:右投げ左打ち
  • 上記データは掲載時のものとなります。
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