第558回 小玉 佳吾(東海大菅生)「自分が打って、抑えて、東海大菅生の名を轟かせたい」2017年07月21日

印刷する この記事をYahoo!ブックマークに追加 このエントリーをはてなブックマークに追加   

【目次】
[1]投手転向は意外なきっかけから
[2]ヒーロー思考で勝負強い自分を見せる

 今年の西東京は清宮 幸太郎早稲田実業)、櫻井 周斗日大三)と全国クラスの逸材が揃った年だが、その中で、この2人に並ぶ逸材がいる。その名は小玉 佳吾。投げたは常時140キロ、打っては高校通算14本塁打の長打力、守っては難しい二塁守備を巧みにこなし、走っても50メートル6秒1と万能型の選手だ。

 そんな小玉の歩みを振り返りつつ、小玉がこの夏、成し遂げたいこととは…。

投手転向は意外なきっかけから

小玉佳吾(東海大菅生)

 小玉が東海大菅生に入学したきっかけは、秦野シニア時代のこと。東海大菅生から誘いもあったが、また中学3年生の時に、西東京大会を見に行って、「良いチームだと感じましたし、応援の雰囲気も気に入りました」と感じた小玉は東海大菅生入学を決意。親元を離れ、寮生活となったが、「同級生も寮生が多いですし、すぐに仲良くなりました」とすぐに溶け込んだ。

 入学当初はサード。新チームが始まってもサードだったが、打撃面で不調に陥り、若林監督から「お前、肩強いから投手やれ」と投手転向を告げられる。「あの時は全く打てなかったですし、夏休みは連戦が多いので、ちょうど少しだけ経験がある僕に回ってきたんですよね」

 実際にやってみると嵌った。あまり経験はなかったがいきなり136キロを計測。そして若林監督は小玉の球質の良さを評価した。

 「球速表示以上のストレートを投げられるところに筋の良さを実感しました」

 若林監督からの指導にも熱が入る。それまでただ思い切りよく投げるだけ、投球動作について深く意識したことがなかった小玉だが、「若林先生から高い角度から低い位置へ投げることで、打者から角度を感じて打ちにくく感じると教えてくれまして、それからは腕の位置を上げたり、腰の横回転の開きを抑えるようにしました」

 この感覚をつかんだのは2年春。冬場にウエイトトレーニング、体幹トレーニング、走り込みを積み重ねたことで、2年春には最速142キロを計測。春季大会では登板を重ね、自信をつけていった。しかし打撃は思うようにはいかなかった。若林監督によると2年の春先のオープン戦では打撃好調。ときにはクリーンアップを打つこともあったが、不調から打順も下がり、下位を打つようになってしまった。その原因について小玉は実力不足と体力不足があった振り返る

【次のページ】 ヒーロー思考で勝負強い自分を見せる

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する

プロフィール

小玉 佳吾
小玉佳吾(こだま・けいご)
  • ポジション:投手・二塁手
  • タイプ:右投右打
  • ■選手名鑑
    小玉 佳吾
  • 上記データは掲載時のものとなります。
【関連記事】
第139回 野村大樹、中川卓也、増田陸の大阪福島シニアトリオに注目!高校野球をリードする存在となるか??【ドラフト特集】
第617回 2017年の高校野球の1年は?全主要大会の結果を振り返る!【大会展望・総括コラム】
第611回 ENEOS アジア プロ野球チャンピオンシップ2017日本代表選手の中でU-18経験者は?【大会展望・総括コラム】
第610回 神宮大会を沸かせた逸材たち 期待のドラフト候補を徹底総括【大会展望・総括コラム】
第128回 選抜までにココを成長!神宮大会出場ピッチャー編【出動!球児に聞き隊!】【野球総合研究所】
第612回 井上広輝(日大三)「1年生ながら145キロ!自慢のシンカーで強力打線をなで斬り」 【2017年インタビュー】
第583回 清宮幸太郎(早稲田実業)が打ち明けたプロ志望のきっかけ、未来像、理想の野球選手像 【2017年インタビュー】
第582回 石橋康太(関東一)「世代を代表する強肩強打の捕手へ まずは足元を大事に」 【2017年インタビュー】
第577回 清宮幸太郎(早稲田実業)「次のカナダ戦は高校最後の真剣勝負!力を出し尽くしたい」 【2017年インタビュー】
第575回 櫻井周斗(日大三)「強打の二刀流が誓った2つの決意」 【2017年インタビュー】
清宮 幸太郎(早稲田実業) 【選手名鑑】
小玉 佳吾(東海大菅生) 【選手名鑑】
櫻井 周斗(日大三) 【選手名鑑】
関東一 【高校別データ】
東海大菅生 【高校別データ】
日大三 【高校別データ】
早稲田実業 【高校別データ】
インタビュートップに戻る サイトトップに戻る

インタビュー