第528回 専修大学 高橋 礼選手「アンダーハンドでも140キロ超えができたワケ」【後編】2017年04月23日

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【目次】
[1]自分の「間」が作れているかが調子のバロメーター
[2]地面すれすれに投げるためのカギは下半身にあり
[3]少数派だからこそ感覚を言葉にする必要がある

 188cmの長身を沈め、アンダーハンドから最速141kmのストレートを繰り出す専修大の高橋 礼投手。大学球界を代表するサブマリンは、プロのスカウトからも熱い視線を集めている。

 東都リーグ最多を更新する33度目の優勝に向かって右腕を撫す高橋投手。後編ではアンダースローの鍵となること、そして髙橋投手が大事にしている「感覚」について伺いました。

自分の「間」が作れているかが調子のバロメーター

高橋礼投手(専修大)

 専大松戸では名将・持丸 修一監督の薫陶を受けた。竜ヶ崎一藤代常総学院の監督として春夏通算7度甲子園に出場し、2015年夏には専大松戸を初の甲子園に導いた持丸監督は、髙橋投手の2学年上にあたる上沢直之投手を北海道日本ハムに送り出すなど、投手指導に定評がある。

 「持丸監督にはクイック、けん制、フィルディングなど、アンダーハンドである前に投手として必要な技術を仕込んでもらいました。これは今も役に立っています」
髙橋投手は専大松戸時代、3年春からエースとなり、同春の関東大会での4強進出に貢献している。ただ高校でのハイライトは、県ベスト4になった3年夏の4戦連続完封だろう。「あの時は捕手と呼吸が合っていましたし、データでわかっていた各校の打者のウィークポイントにきっちり投げることもできました。これも含め、4連続完封できた要因はいくつかあると思いますが、一番はバッターをしっかり見ながら、自分の「間」で投げられたからでしょう」とプロ注目のサブマリンは振り返る。

 調子がいい時の髙橋投手は、紅白戦などで対戦した自チームの選手から「真直ぐも変化球も腕が振れていて、どちらが来るか全く分からない、と言われる」そうだが、このような状態でもあったのだろう。

 対して0勝と不本意なシーズンになった昨秋のリーグ戦は「打者を観察して投げることができませんでした。打者が真直ぐを待っているとわかっているのに、変化球が決まらず、結果的に真直ぐを打たれてしまう。悪循環を繰り返してしまったシーズンでした」。髙橋投手はこのように自らを省みると「僕の悪いクセでもあるんですが、ピンチの時に投げ急いでしまっていたところもあった」と加えた。

 「投げ急ぐと打者の「間」に合ってしまいます。打者からするとタイミングが取りやすくなる。そこで今年は、投げ急がないようにするのはもちろん、打者や場面によって、打者が待つ「間」を長くしたり、反対にクイックで投げるなど、間合いを変えるようにしています」

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プロフィール

高橋 礼
高橋 礼(たかはし・れい)
  • 専修大学
  • 経歴:専大松戸-専修大
  • ポジション:投手
  • タイプ:右投げ右打ち
  • 身長体重:188センチ80キロ
  • 生年月日:1995年11月2日
  • 上記データは掲載時のものとなります。
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