第524回 専修大学 髙橋 礼選手「アンダーハンドの利点」【前編】2017年04月11日

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【目次】
[1]上手投げに行き詰まり中2の冬にアンダーに
[2]下手投げのお手本は埼玉西武の牧田投手
[3]アンダースロー投手には常にアンテナを張る

 188cmの長身を沈め、アンダーハンドから最速141kmのストレートを繰り出す専修大の高橋 礼投手。大学球界を代表するサブマリンは、プロのスカウトからも熱い視線を集めている。

 東都リーグ最多を更新する33度目の優勝に向かって右腕を撫す高橋投手に、下手投げに転向した経緯やフォーム作りで重視しているポイント、さらには下手投げだからこそ大事にしていることなどをお聞きしました。

上手投げに行き詰まり中2の冬にアンダーに

高橋礼投手(専修大)

 ほとんどのアンダーハンド投手がはじめから下手投げでなかったように、専修大の高橋 礼投手ももとは上手投げだった。アンダーハンドに転向したのは中学2年の冬。当時、高橋投手は硬式の流山ボーイズでプレーをしていた。転向のいきさつについて高橋投手はこう教えてくれた。

「ちょうど投手として悩んでいた時期でして。その頃で背は175cmあったんですが、上から思い切り投げても打ちごろのスピードしか出なかったんです。そんな僕に助言をしてくれたのが、早稲田大野球部に籍を置きながらコーチをしていた新佐古剛人さんでした。『腕を下げてみたらどうか?』と。はじめはアンダー気味のサイドでしたが、投げているうちに完全なアンダーになったんです」

 高橋投手はアンダーハンドにすぐに馴染んだ。転向の苦労はなかったという。「僕に合っていたのだと思います。腕を下げて投げてみて、もし合わなかったら、違和感を覚えたら、たぶんそこで投手をやめていたでしょう」と高橋投手。投手をやめていたら、今年のドラフト候補でもある188cmの長身サブマリンは存在しなかった。アンダーハンドに転向したことで、高橋の野球人生が大きく変わったのだ。

「もし上手のままでいたら、ただ背が高い本格派というだけで、特徴がある投手にはなっていなかったと思います」

 アンダーハンダーとしてのデビューは中学3年の春。試合で登板した高橋投手は「打者が下手からボールが来るのを嫌がっているように感じた」という。手応えもあった。「上から投げていた時よりもボールがいくようになりましたね」。

 もともと器用なタイプ。下手に転向後、ほどなく変化球もマスターし、対外試合で披露した時は、緩急を使えるようにもなっていた。高橋投手は「真直ぐを投げるように変化球を投げる。これが僕の中でのアンダーハンドで変化球を投げる時のコツです」と話す。

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プロフィール

高橋 礼
高橋 礼(たかはし・れい)
  • 専修大学
  • 経歴:専大松戸-専修大
  • ポジション:投手
  • タイプ:右投げ右打ち
  • 身長体重:188センチ80キロ
  • 生年月日:1995年11月2日
  • 上記データは掲載時のものとなります。
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