第465回 負けるたびに強くなる“清宮幸太郎”という大きな存在2016年11月16日

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清宮幸太郎選手

【目次】
[1]今夏の八王子の敗戦がすべてきっかけとなっている
[2]公式戦16本目は、左腕投手から初めての本塁打
[3]神宮大会の経験はすべて価値のあるものだった

 明治神宮大会決勝で先制弾を放った清宮 幸太郎。これでチームは勢いに乗るかと思われたが、結果として履正社に6対11で敗れた。それでも、試合後の清宮は、ここまで戦えたことをプラスに捉えている様子だった。今年のチームがなぜ明治神宮大会決勝まで勝ち進めたのか?また、東京都大会後からの自身の打撃の復調について本人はどう感じているのだろうか?

 今夏の八王子の敗戦がすべてきっかけとなっている

 「すべては八王子戦の負けがきっかけになったと思います」
 神宮大会決勝後の囲み取材で、ここまでの勝ち上がりの要因をそう振り返った清宮 幸太郎
今夏西東京大会準々決勝で八王子に敗れ、二季連続の決勝進出を逃した早稲田実業にとっては悔しい、悔しい負けだった。この負けを忘れず、選抜へ向けて、新チームのスタートを切った。

 清宮は主将に就任後、スローガン「GO!GO!GO!」を掲げた。このスローガンの下、早稲田実業の選手は大きくパワーアップを遂げた。投手陣のスピードは上がり、野手陣の力量は全体的に底上げされ、関東一、国士館、日大三といった強豪校を打ち破り、東京都大会で優勝を決めた。決勝戦では、清宮は5三振に終わりながらも、打線が奮起し、日大三櫻井 周斗を攻略。チームの成長が優勝をもたらしたといっていい。そのチームについては清宮はこう語っている。
「初戦から比べても、チームはとても変わったと思います。出ている人、出ていない人関係なく、みんなが声を出して、どんな展開になっても諦めず、誰かが失敗しても誰かが助けてくれる、そういうチームになりました」
しかし、キャプテンである自身は決勝で5三振に終わったことについて、「チームは勝利したけれども、自分は負けていた」と口にした。
 それでも、神宮大会前までに技術修正に努めた。とくにチェックしたのは右肩の開きだ。開きの早さを修整するために、和泉実監督の指導を受けた清宮は神宮大会前最後の練習試合では高校通算75本塁打を放ち、復調した姿を示した。

【次のページ】 :公式戦16本目は、左腕投手から初めての本塁打

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プロフィール

清宮幸太郎
清宮幸太郎(早稲田実業)
  • ポジション:一塁手
  • タイプ:右投左打
  • 身長体重:184センチ97キロ
  • ■選手名鑑
    清宮 幸太郎
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