第466回 柳 裕也投手(横浜-明治大)「横浜高時代に取り組んだ猛練習漬けのトレーニング」・前編2016年11月16日

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【目次】
[1]名将と名指導者の下で走りに走った高校時代
[2]大学でトレーニングに対する意識が高くなった

大学でトレーニングに対する意識が高くなった

柳 裕也投手(明治大学)

 横浜高では甲子園通算51勝(歴代3位タイ)の名将・渡辺 元智前監督(現・同高終身名誉監督)から、投手としての基本的な考え方を伝授され、名参謀として名高い小倉元部長からはフィルディングやけん制など、投手に必要な技術もみっちり仕込んでもらった。

「渡辺監督(当時)からはいろいろなことを教わりました。特に印象に残っているのが『マウンドからホームベースまでを1本を橋と思い、そこから落ちないように投げなさい。落ちないように投げるには、いかにホーム方向に最大限の力を加えるか。腕が横振りになるなど無駄な動きがあれば、橋から落ちてしまう』と言われたことです。これは今も自分のフォームを考える上での基盤になっています。

 一方小倉さんの指導は厳しかったですが、本当に野球の知識が豊富な方で、ピッチング以外の投手に必要なこともいろいろ教えてもらいました。これは財産になっていますね。渡辺監督や小倉コーチ、それと平田 徹部長(当時、現監督)と出会えた横浜高での3年間が、僕のベースを作ってくれたのは間違いありません」

 横浜高では走り込みがトレーニングの中心だったが、明治大では体幹のトレーニングやウエイトも行うように。上半身、下半身ともまんべんなく鍛えた結果、筋力がアップして、体も大きくなった(現在84㎏)。体幹が安定したことで、フォームの軸も安定するようになったという。

「入部してすぐにトレーナーの方から体幹の重要性を教わり、それから1年生の間はもっぱら体幹のトレーニングをしていました。ウエイトが加わったのは2年生になってからです。もちろん、高校の時ほどではないものの、ラン系のメニューは継続してやっていました。明治大に入ってからトレーニングに対する意識は高くなりましたね。

『メイジ』は向上心の高い選手が集まっているチームで、それに刺激されたところも大きいと思います。入ったばかりの新入生の頃は、最上級生だった関谷 亮太さん(日大三高出身。JR東日本を経て現・千葉ロッテ関連記事)が熱心にトレーニングしている様子を見て、トレーニングに向き合う姿勢を学びました」

 柳 裕也選手のインタビューは後編に続く!!

(執筆・写真/上原 伸一)

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プロフィール

柳裕也
柳 裕也(やなぎ・ゆうや)
  • ポジション:投手
  • タイプ:右投右打
  • 身長体重:180センチ80キロ
  • 出身校:横浜
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