第395回 早稲田大学 加藤 雅樹選手「辛い時は野球を始めた時のことを思い出してやってきた」2016年04月19日

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【目次】
[1]早実に入部する!レギュラーをとる!甲子園に出場する!
[2]予想外の捕手、主将に
[3]今では高校1年生からやり直したい思いが強い

 昨夏の甲子園でベスト4の好成績を収めた早稲田実業清宮 幸太郎関連記事選手が入部し、全国で最も注目を集めたと言っても過言ではない。そのチームで主将を務めていたのが加藤 雅樹選手だ。現在は早大に進学し、先日、開幕した東京六大学野球リーグでは1年生ながらベンチ入り。開幕2戦目には早くも代打で起用されるなど、順調にステップアップしている加藤選手に高校時代を振り返ってもらった。

早実に入部する!レギュラーをとる!甲子園に出場する!

加藤 雅樹選手(早稲田大学)

 加藤選手が早稲田実業に憧れを抱いたのは小学校3年生の夏のこと。
斎藤 佑樹投手が甲子園で投げている姿を見て、『高校に入学するときに、早稲田実業に入部できるぐらいのレベルに達していたら、入りたい』とずっと思っていました。そのあとも小野田 俊介さんや重信 慎之介さんが甲子園でプレーしている姿を見て『早実は強いな』と感じていましたし、あのユニフォームを着て自分も甲子園に出場したいと思いました」

 中学時代は福生シニアに所属し、日本代表として全米選手権に出場するなど、確かな実力を身に着けた加藤選手は晴れて早稲田実業の野球部に入部することとなった。

 「入部したとき、新入部員は22~23人いたんですが、その中には富田 直希渡辺 大地がいたんです。当時、西東京のシニアで野球をやっていたら知らない人はいないほどの選手でしたから『こんなすごい選手たちばかりと一緒にプレーすることになるんだ。自分なんて実力的には下の方だ』と感じたので、逆にその分、練習を頑張れたと思います」

 その一方で、強い気持ちも持ち合わせていた。
「第一印象が大事だと考えていて、最初のバッティング練習の時からセールスポイントの打力をアピールしようと思っていました。そして、練習初日にその機会がやってきたのですが、練習場所はすでに見学していて事前に『こういう場所で打つんだ』というイメージをしておいたので緊張はしませんでした。むしろ『見ていろよ』という気持ちで打席に立つ事ができたので、柵越えも打てたし良いインパクトが残せました」

 このスタートダッシュが功を奏し、直後の春季大会からベンチ入りすると、センバツ帰りのチームにあってレフトで先発出場も果たした。
「早実に入るとき、『1年からレギュラーを獲ってやろう』という高い意識を持って臨んだのが良かったのだと思います。それぐらいの意気込みでガツガツいって丁度いいんじゃないでしょうか」

 しかし、6月を迎え、遂に疲労がピークに達してしまった。
「練習は厳しいし、雑用は多いし、勉強も大変で睡眠時間も少なかった。環境が変わったことで精神的にも肉体的にも疲れて、体重が7kgも減ってしまいました。それでも、夏の西東京大会に向けて気持ちが徐々に高まっていったんです。本当にキツい時期でしたけれど、やっぱり『甲子園に行きたい』という想いが上回ったんだと思います」

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加藤 雅樹(かとう・まさき)
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