第326回 花咲徳栄高等学校 大瀧 愛斗選手【前編】「もうはまだ まだはもうで始まった成長ストーリー」2015年10月20日

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【目次】
[1]先輩の若月 健矢のような選手になりたいと思って取り組んだ1年夏
[2]2年生にして4番を獲得するも屈辱の2年夏、初戦敗退
[3]さらなるレベルアップへ取り組んだ肉体改造

 今夏、甲子園ベスト8に進出した花咲徳栄(埼玉)の4番を務め、14打数7安打と打率.500をマークし、ランニングホームランまで放つなど大きな活躍を見せた大瀧 愛斗。走攻守の三拍子が揃った外野手としてスカウト陣からも注目され、9月14日にはプロ志望届を提出した大瀧に、花咲徳栄での野球生活を振り返ってもらった。

先輩の若月 健矢のような選手になりたいと思って取り組んだ1年夏

インタビューに答える大瀧 愛斗選手(花咲徳栄高等学校)

 中学時代、大阪の浜寺ボーイズでプレーしていた大瀧は、練習を見に来ていた花咲徳栄の岩井 隆監督に誘われ、同校に入学する事を決意したという。
花咲徳栄は上手い野球ができるチームで、たとえ技術では劣っていたとしても、戦略で勝つことができると感じていたので、ここに入れば自分を成長させられると思いました」

 入部して間もなく、大瀧はレギュラー組の練習試合を見学する機会を与えられる。そこには現在オリックスでプレーする若月 健矢の姿があった。
「その試合で、若月さんが右中間にホームランを打ったんです。同じ右打ちで、自分も右方向に大きい打球が打てるバッターをずっと目指していたので『若月さんのような選手になりたい』と思いました」

 一方の若月も、大瀧には一目置いていたようだ。
「直接ではないんですけれど、『(自分たちの代の中では)一番プロに近いんだから頑張れ』と言っていたと先輩から聞きました。あと、若月さんには『岩井監督を信じて、練習しろ』とも言われました」

 しかし、入部したての大瀧にはレベルアップしなければならない点があった。それはバッティングだ。
「当時は守備と足は何とかなるけれど『バッティングを良くしなければ、ベンチに入れない』と思っていました。それで、花咲徳栄は19時くらいまで全体練習があって、夕食後は自主練になるんですけれど、遠征から帰ってきた日だろうが、大会で試合があった日だろうが関係なしに、照明が落とされる22時までマシンを相手にバットを振り続けました。

 岩井監督は『量より質の良い練習をしなさい』と言われるんですけれど、自分は『レギュラーを獲る為に一生懸命やっている選手なら、練習の質なんて変わらない』という考えだったので、『質を高めたうえで、どれだけ人より多く練習をやるか。そうしないとレギュラーを獲れないし、親元を離れて大阪から来た意味がない』と思っていました」

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プロフィール

大瀧 愛斗
大瀧 愛斗 (おおたき・あいと)
  • ポジション:外野手
  • タイプ:右投右打
  • 身長体重:178センチ82キロ
  • ■選手名鑑
    大瀧 愛斗
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