第303回 宮本 慎也氏【後編】「上手くなるには誰にでもできることの積み重ねしかない」2015年04月30日

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【目次】
[1]打球判断の練習は打順を踏まえるとより実戦的になる
[2]スパイクの特徴を生かして走塁のパフォーマンスを上げる

宮本 慎也氏インタビュー【前編】はこちらから!

 前編では、宮本氏にプロで生き残るために走塁にこだわるようになったきっかけを教えていただきました。後編では日頃の走塁練習でより効果が増す取り組み方、考え方、スパイクの使い方についてもアドバイスをいただきました。

打球判断の練習は打順を踏まえるとより実戦的になる

宮本 慎也氏

 フリー打撃の際に走者になり、生きた打球を見ながら打球判断の練習をしているチームは多いと思う。宮本氏によると「打順が決まっているのであれば、自分が走者になった時に打席に入る選手の打球で練習した方が、より実戦的」だという。

「たとえば二番打者なら、塁に出た時に打席に入るのは三、四、五番ですよね。ならばその選手の打球を日頃から見ておき、ドライブする打球が多いとか特徴をつかんでおくと、試合での打球判断がしやすくなると思います。走塁では二塁からワンヒットで還るのが一番難しいのですが、このことでコンマ何秒かでもスタートが早くなれば、それだけセーフになる確率も高まるはずです」

 宮本氏がくれたこの2つ目のアドバイスは、打順が固定されている選手は是非、実践してみたい。反対に打順が固定されていない選手や、代走での出番が多い選手は「レギュラー全員の打球の特徴を頭に入れておく必要があるでしょう」

 3つ目のアドバイスは「誰でもできることは必ずやる」だった。

「当たり前かもしれませんが、塁に出たら、アウトカウントと相手の守備位置を確認します。守備位置は外野だけでなく、内野も見ます。高校野球では滅多にないかと思いますが、メジャーでは、三塁手が遊撃あたりにいる極端な守備陣形を取っていたところ、二盗に成功した走者がすぐに三塁に向かい、進塁を成功させた例もあります。ボールを持った野手が追いかける形になりましたが、その選手の足が優ったのです。私が思うに、その選手ははじめから、空いてしまった三塁を狙っていたのでしょう」

 スキのない走塁を実践するには、こうした「準備」も不可欠だ。

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勝つための走塁特集

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プロフィール

宮本 慎也
宮本 慎也 (みやもと・しんや)
  • 生年月日:1970年11月5日 
  • 出身:大阪府吹田市
  • 身長/体重:176センチ/82キロ
  • 経歴:PL学園-同志社大学-プリンスホテル-ヤクルトスワローズ-東京ヤクルトスワローズ
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