第283回 立教大学 山根 佑太選手×髙田 涼太選手(浦和学院出身) 【後編】「最後まで仲間を支えるのが浦和学院野球部」2015年03月28日

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【目次】
[1]初戦が一番緊張した2013年甲子園
[2]選手生活が終わっても、卒業まで現役生のために支えるのが浦和学院野球部

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 前編では山根選手、高田選手は下級生の時からレギュラーとして出場し、秋では主力選手となってチームを引っ張っていく過程まで描いた。後編では、選抜、夏の振り返り、森監督への思い、浦和学院の野球部について語ってもらった。

初戦が一番緊張した2013年甲子園

山根 佑太選手(浦和学院-立教大学)

 そして一冬越えて臨んだ選抜初戦の相手は土佐だった。土佐の試合では、山根選手の2点適時打で辛勝した試合となった。

山根 エースの小島 和哉(現・早大)2014年インタビューが調子よかったので、小島に助けられた部分は相当あったと思います。チームとしても、1人だけ2年生が投げているし、あとは3年生がしっかりとやって勝たせてあげたい。そういう気持ちの一体感があったと思います。

 続く3回戦山形中央戦は11対1で大勝。山根選手は3安打、髙田選手も本塁打を含む3安打を放つ大活躍だった。

髙田 だいたい初の球場での1回戦は緊張するので、それがとれたので、変わったかなと思います。初戦に比べると、打席の余裕はありましたね。インコースのまっすぐを打ち返すことができました。

 北照戦(試合レポート)では、好投手・大串 和弥を打ち崩し、10対0で大勝。ベスト4へ進出した。山根選手は3安打、髙田選手も2試合連続本塁打を放った。この2試合について2人は、こう振り返ってくれた。

山根 控え選手が徹夜で研究してくれたので、狙い球を絞りやすくなりましたし、思い切っていけました。

髙田 控えメンバーのおかげで、僕は狙い球もしっかり絞ることができました。あの時はレギュラーも、控えのメンバーも、指導者の方も一体となって臨んでいたと思います。

 敦賀気比戦(試合レポート)は5対1で快勝。髙田選手は3試合連続本塁打となった。この本塁打については?

髙田 素直に嬉しかったですね。体が上手く反応してくれたので。あの時は高校時代、一番調子が良かった時期でした。

 そして決勝戦済美戦に入った。試合前はどうだったのだろうか。

山根 自分は緊張しなかったですね。

髙田 ほどほどの緊張感で臨めましたね。初戦より緊張しなかったです。

 だが試合は序盤5回表まで済美のリード。浦和学院は後半勝負だと考えていた。

山根 入りとしては、見るからに安樂 智大関連コラム2013年インタビューが疲れていたので、まあどっちかというと、終盤のほうが勝負になると思っていました。先制されて焦っていたので、自分たちで円陣を組んで変えました。監督が来て、決勝なんだから思い切ってプレーしろみたいなことを言われた記憶があります。

 そして安樂投手を打ち崩して、17対1の大勝で初優勝を決めた。

山根 素直に嬉しかったです。苦しい練習が実った感じです!

 と喜んだが、森監督に「夏に優勝しなければ意味がないぞ」と言われ、選抜優勝の余韻にひたることなく、夏に切り替えた。優勝してからの浦和学院は絶対的な安定感で勝ち進み、春関東大会優勝、夏も順当に勝ち上がり、4季連続の甲子園出場を果たした。その時の浦和学院は、成熟していて隙が無いチームだった。この時のチーム状態を山根はこう説明する。

山根 各打順、役割が違いますよね。2番だったらつなぎだったり、クリーンナップだったら長打を打ったり、ランナーを返すのが仕事になります。またそれ以外だったら粘り打ちをして次につながるなど、みんな、打順ごとに自分の仕事が分かっていたと思います。

 そして春夏連覇の期待をかけられた2013年夏の甲子園では、初戦仙台育英に敗れた。高校野球が終わって2人は、

髙田 良い結果、悪い結果がありましたけど、ここでは礼儀、チームのまとめ方などいろいろなことが学べたと思います。

山根 一番は「感謝」を学んだことですね。応援してくれる人にも感謝しなければならない。いろんな人たちの支えがあっているからこそ野球ができていると実感しています。

第87回選抜高校野球 特設ページ
2015年度 春季高校野球大会 特設ページ

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プロフィール

山根 佑太
山根 佑太 (やまね・ゆうた)
  • ポジション:外野手
  • タイプ:右投右打
  • 身長体重:178センチ75キロ
  • ■選手名鑑
    山根 佑太

プロフィール

高田 涼太
髙田 涼太 (たかだ・りょうた)
  • ポジション:捕手
  • タイプ:右投右打
  • 身長体重:181センチ80キロ
  • ■選手名鑑
    髙田 涼太
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