第282回 立教大学 山根 佑太選手×髙田 涼太選手(浦和学院出身)【前編】「浦和学院は個人の結果に一喜一憂しない」2015年03月27日

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【目次】
[1]浦和学院は時間管理、報連相を徹底していたチームだった
[2]日本一になるためには妥協を許さなかった

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 2013年の第85回選抜高等学校野球大会、二桁得点3試合、また5試合で3失点と抜群の安定感で優勝を決めた浦和学院。その選抜優勝までどんな過程があったのか。今回は当時、主将を務めた山根 佑太選手、髙田 涼太選手にお話を伺った。

浦和学院は時間管理、報連相を徹底していたチームだった

山根 佑太選手(浦和学院-立教大学)

 まず2人に浦和学院に飛び込んだときの感想を伺ってみた。

髙田 涼太(以下「髙田」) 最初は大変な部分もありました。練習の雰囲気の中で、周りの激だったり、「圧」を感じさせるものがありました。森先生も私生活の部分で、本当にダメなところをしっかりと指導してくれる方で、どうすればよいかというところから教えてくれました。当時は厳しいと感じましたが、今思えばよかったです。

山根 佑太(以下「山根」) 僕は広島出身なので、浦和学院がどんな学校なのかを知らなくて、最初飛び込んだときは、高校野球はどこもこんなものかなと思っていたのですが、実は日本でもかなり練習が厳しい高校だと後で分かりました(笑)。

 寮生だった山根選手に、浦和学院の寮の環境について聞いてみた。浦和学院の場合は、ルームメイトは、先輩でも後輩でもなく、同級生となる。寮と思い浮かべると、どうしても、先輩と後輩の2人部屋とイメージしてしまうが、なぜ浦和学院は、同級生なのか?

山根 浦和学院は、先輩から率先して、何から何までやろうというのがスタイルです。先輩だから何もやらなくていいというのはうちにはありません。また寮の部屋は指導者の目が行き届かない。だから同学年だと思います。

 
野球界はどうしても後輩が先輩の世話役をするイメージがあるが、浦和学院はそうではない。まずは目上の者から率先して、グラウンド整備などの仕事を行っていくことで、浦和学院は人間形成を図っていったのだ。また社会人に欠かせない報告・連絡・相談の「報連相」。これは浦和学院も徹底して行っていたことだ。

山根 時間管理が一番徹底していましたね。例えば、整備をやるにも、10分で完了する。整備が始まったところで、ストップウォッチを押して、10分以内に完了させるように整備する。でも間に合わない場合は、コーチに『プラス何分追加してもよろしいでしょうか』と相談していました。なぁなぁにならないように時間管理するのが浦和学院でした。

 先輩から率先して、雑用をやる。「報連相」もしっかりと行う。社会で通用することを、野球を通して育成するのが目的だった。

第87回選抜高校野球 特設ページ
2015年度 春季高校野球大会 特設ページ

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プロフィール

山根 佑太
山根 佑太 (やまね・ゆうた)
  • ポジション:外野手
  • タイプ:右投右打
  • 身長体重:178センチ75キロ
  • ■選手名鑑
    山根 佑太

プロフィール

高田 涼太
髙田 涼太 (たかだ・りょうた)
  • ポジション:捕手
  • タイプ:右投右打
  • 身長体重:181センチ80キロ
  • ■選手名鑑
    髙田 涼太
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