第293回 福岡ソフトバンクホークス 中村 晃選手【後編】「量をやりながら、質も求める」2015年04月14日

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【目次】
[1]一塁守備のコツは「安心感」
[2]「探究心と行動のバランス」でさらなる高みへ

中村 晃 選手の過去のインタビューはこちらから!
中村 晃選手インタビュー【前編】「『首位打者・最高出塁率』を目指す『深み』の深層」
中村 晃選手インタビュー(2008年11月25日公開)

 以前、ある指導者から「左投左打の打撃は感覚的な部分が優れている」という話を聞いたことがある。が、中村 晃選手の打撃はその感覚を理論化するために突き詰めている印象だ。
その突き詰めは「守備」の部分も同じ。今回はNPBでは外国人選手が大半を占める一塁守備の考え方についてもうかがってみた。

一塁守備のコツは「安心感」

中村 晃 選手(福岡ソフトバンクホークス)

――これまで打撃について、中村選手の考えを伺ってきましたが、守備についてはいかがでしょうか。昨シーズンは一塁手・外野手両方を守る中で、意識されていたことはありますか?

中村 晃 選手(以下「中村」) 感覚でしかないです(笑)。グラブが自分の手にしっかり合っていることが大事ですね。

――福岡ソフトバンクホークスに入って一塁手に加え、外野手も守るようになりました。そこでの違いは感じますか?

中村 外野手は一歩目が大事。そこは常に意識しています。対して、一塁手をするときは一歩目を切りすぎると前に出すぎたり、打球の変化に対応できなくなる場合があるんです。ですから、一塁手での一歩目はちょっと遅らせたりします。

――その考えの中で、ファーストミットの作りで意識されていることは?

中村 一番は「深さがある」ことです。実は浅いミットも使ったことがあるんですけど、送球をもらったときに安心感が足らない。ファーストは捕るのが仕事なので、そこを出すために深さがあるべきだと考えています。

――帝京高時代には投手経験もある中村選手ですが、投手目線から構えているファースミットを見ても、深さがある方がいいですか?

中村 むしろ身体が大きい方がいいですね。それに対して僕は身体が大きくない(175センチ)なので、安心感を与えられるように、どんな打球や送球でも簡単に捕れることを心がけています。

――高校球児にも一塁手の難しさを感じている方も多いと思います。

中村 一塁手が安心感を与えられれば、送球側もいい送球が行くと思いますよ。

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プロフィール

中村晃
中村 晃(なかむら・あきら)
  • 福岡ソフトバンクホークス
  • 経歴:帝京高―福岡ソフトバンクホークス
  • ポジション:外野手
  • タイプ:左投左打
  • 身長体重:175センチ84キロ
  • 生年月日:1989年11月5日
  • 上記データは掲載時のものとなります。
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