第225回 中日ドラゴンズ 和田 一浩選手2014年12月03日

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【目次】
[1]汗が出るくらいのストレッチでケガを予防
[2]ストレッチが習慣になって、体に対する意識が変わった
[3]体への負担を考慮し、オープンからスクエアスタンスに
[4]打球方向を考える前に、まずしっかりバットを振る

 現役3位の通算打率(.303)を誇る中日ドラゴンズの和田 一浩選手。42歳を迎えた今季も中心打者として存在感を見せ、快挙も成し遂げた。4月に放った通算300本塁打は史上最年長(41歳9ヶ月)での達成であり、大学-社会人を経てプロ入りした選手では史上初だった。

 プロの第一線で長くベストパフォーマンスを発揮し続ける和田選手に、どんなケガ予防をしているのか、教えていただきました。また、確実性と長打力を兼ね備えるバッティングについても、その秘訣はどこにあるのか、お話をうかがいました。

汗が出るくらいのストレッチでケガを予防

――和田選手は県立岐阜商時代から、体が強い選手だったのですか?

和田一浩選手(以下、和田) いえ、そんなことはなかったですね。故障しがちで、腰痛などいろいろなケガを経験しました。その後もすっとケガと付き合っている感じでしょうか。

――高校時代にケガが多かった原因は?

和田 練習が厳しかったというのもあると思います。それとトレーニングのやり方や、どうやってケアをすればいいかもわからなかったので…そのあたりも原因では。

――体のケアに対する意識が変わったのはいつからですか?和田選手は高校卒業後、東北福祉大を経て、日本通運に進まれましたが。

和田 アマチュアの頃はそれほどでもなかったですね。今振り返れば、やった“つもり”程度だったと。しっかりケアをするようになったのはプロに入ってからです。

――アマチュア時代を通して、“こういうトレーニングがケガ予防につながった”というのはありますか?またその中で高校球児にお勧めのものはありますか?

和田 実はアマチュア時代は、ケガ予防とはあまり関連づけないでトレーニングをしてました。ただプロに入ってからの経験を踏まえてアドバイスをさせてもらいますと、高校時代は本格的なトレーニングを始める時期なので、コンスタントに専門のトレーナーにみてもらうのが一番かと。

 とはいえ、なかなかそうもいかないでしょうから、お勧めしたいのがストレッチです。ストレッチは疲れを軽減できますし、故障の予防にもなるので。ストレッチの方法については、本などでいろいろなメニューが紹介されていますが、まずはいかにコマメにやるか。それが大切だと思います。

――すると和田選手ご自身も、かなりストレッチを重視しているのですね。

和田 ええ。特に試合が終わった後のストレッチを大事にしています。遠征中であってもトレーナーさんに見てもらいながら、あるいは自分一人で、汗が出てくるくらいにしっかりとやってます。そうすると、翌朝起きた時の体の状態が明らかに違います。

 もちろん、朝起きてからもストレッチをやります。キャンプの時は、起きたらお風呂に浸かり、体を温めてからストレッチをしています。練習漬けのキャンプ期間中は、体に負担がかかりますからね。僕は腰が悪いこともあり、疲れている時は意識的に体を温めるようにしています。

――ストレッチはやはり大切なのですね。

和田 はい。体を伸ばすことは重要だと思いますね。それにストレッチは意識さえあれば、お金を使わずにできるので、高校生も取りかかりやすいかと。ストレッチはおそらく誰もがやっているものですが、意識高く、常に汗が出てくるくらいに一生懸命に取り組めば、ケガ予防につながると思います。

ベストパフォーマンスを発揮するためのけが予防

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プロフィール

和田 一浩(わだ・かずひろ)
和田 一浩(わだ・かずひろ)
  • 所属:県立岐阜商-東北福祉大-神戸製鋼-西武ライオンズ-中日ドラゴンズ
  • ポジション:外野手
  • タイプ:右投右打
  • 身長体重:182センチ/90キロ
  • 1972年6月19日生まれ
  • 上記データは掲載時のものとなります。
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