山本 宵吾選手 (育英)
短評
観戦レポートより抜粋(2016年月日) 山本 宵吾(3年)は、去年よりもテイクバックを小さくし、和田毅(現・ソフトバンク)を意識した投球スタイル。常時125キロ~132キロの速球だが、出所が見難いので、打ち難さを感じる。120キロ前後のカットボールとのコンビネーションも良く、リズムよく打者を打ち取る。見ていて心地が良いので、守る野手からすれば非常に守りやすい投手だ。 ストレートの調子はマックスではないのだが、他の投手が投げる130キロでもボールの質、制球力などレベルが違う。さらに腕の振りが鋭く振れる形になると、なおいい。 山本は最後に乱れず、締めて、3安打完封勝利。3回戦進出を決めた。山本の安定感、投手としての筋の良さはさすが。球速では測れない魅力が山本にはある。それは後日、詳しく触れていきたい。
更新日時:2016.04.29