2014年10月08日 札幌麻生球場

北見工vs函館工

2014年秋の大会 第67回秋季北海道高校野球大会 2回戦
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勝負の瞬間 松倉雄太

故障を乗り越え、夏のエースが復活!

紀國駿介(北見工業)

 前日(7日)の1回戦で札幌第一を破った北見工。その勢いは2回戦でも続いていた。

 1回、一死から四球で出塁した中嶋大稀(2年)が盗塁を成功させる。その直後、3番酒井堅斗(2年)がセカンドのグラブを弾く内野安打で、中嶋が一気に本塁に還ってきた。

 この後、4番沖島亘(2年)がヒットを放って一、三塁とチャンスを広げると、5番紀國 駿介(2年)の内野ゴロの間に2点目が入った。

 北見工は3回にも紀國の2点タイムリー二塁打でリード広げる。紀國は7回にも2点タイムリーを放って、この試合5打点の大活躍。

 投げても主役は紀國。函館工に11四死球を与えながら、4安打3失点に抑えて完投した。

 「球数が多かったので5回くらいで引っ込めたかった。キャッチャー(植松聖弥=2年)はしんどそうにしていたが、その分打線が点を取っていたので、キャッチャーにガマンせいと伝えました。何より紀國が自分で打って点を取っていたので、自分で取った分くらいまではガマンしようという気持ちでした」と試合後に語った野村明史監督。

 連戦となり、前日に完投した1年生エースの中川 裕元を投げさせたくないという気持ちがチーム全体にあった。

 そんな中で背番号9が力投。チャンスで自分に打順が廻ったこともあり、「ここで打てば楽になる」と思って打席に立っていたという。自分が打ったことで、勝負を優位に進めた。

 この紀國、実は夏の大会まではエースだった。夏が終わってから右肘を痛めた(いわゆる野球肘)ことで、この秋のエースは1年生の中川に譲ったが、悔しい気持ちがあったという。そして高校に入学してから、公式戦では自分が投げてまだ1回も勝ったことがなかったそうだ。それだけに喜びもひとしおだった。

 2012年に女満別、2013年に遠軽が春の選抜大会に出場し、近年はレベルアップが著しい北見支部。二枚看板がしっかりした北見工が今年の注目チームだ。   

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