もう足だけじゃない! 周東佑京、夢の「3割」「200安打」「60盗塁」へ!
ソフトバンク・周東
昨年パ・リーグ盗塁王の周東 佑京内野手(東農大二出身)が、開幕ダッシュに成功している。18日現在で、16試合にスタメン出場し、打率.328と絶好調。打撃力が課題だったが、今季はここまで十分な働きをしている。
周東と言えば、快足の持ち主。今季は7盗塁をマークし、17日現在でリーグトップの数字を誇っている。日本記録となる13試合連続を含む50盗塁をマークした2020年と昨年に次いで3度目の盗塁王への「開幕ダッシュ」に成功している。
アップデートされた周東は、それ以外にも「開幕ダッシュ」にも成功している。打率にも表れているが、ここまで22安打をマーク。これも17日現在でリーグトップを誇る。16試合中、安打がなかったのはわずか4試合。快足を生かすだけでなく、しっかりとしたクリーンヒットも多く、ヒットメーカーとして成長しつつある。
早くも「記録」も打ち立てた。3月31日のオリックス戦から11試合連続で得点をマーク。イチロー、清原和博、秋山幸二らに並ぶ記録だった。16試合中、出塁できなかったのは2試合だけ。開幕2戦目から13試合連続出塁も誇った。ここまで15得点と、主に1番として起用されている役目をしっかりと果たしていることになる。
ソフトバンク近藤 健介外野手(横浜高出身)が打率.339でリーグトップ、2位が柳田 悠岐外野手(広島商出身)の.333。打点部門でも山川 穂高内野手(中部商出身)が16でトップに立ち、柳田が12で2位となっている。12球団トップとなるソフトバンクのチーム63得点の原動力は周東の出塁と主軸の打力であることは間違いない。
周東には夢を託したい。開幕16試合で7盗塁、22安打、15得点。このペースで143試合を駆け抜ければ、62盗塁、197安打、134得点となる。夢の「打率3割」「200安打」「60盗塁」「130得点」を目指して、失速することなく走り抜いてほしい。
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