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- 2011年秋の大会 第129回九州地区高校野球福岡北部大会
- 飯塚vs九州国際大付

飯塚4番・石田の先制ホームイン
福岡北部の事実上の決勝戦は、飯塚が大勝
11年センバツ準優勝、選手権出場の九州国際大付が、7回コールドの大差で飯塚に敗退し、3季連続の甲子園出場が絶望的となった。
初回、両左腕エースが持ち味を発揮して、福岡北部屈指の好カードが熱戦になることを予感させた。飯塚・古賀は、3番・石迫に中前に運ばれるも、伸びある球を低めに制球し、無難な立ち上がり。一方の九州国際大付・大江も、普段よりもスピードがのっており、三者凡退にきってとった。
2回裏に、試合は動いた。チャンスに強い4番・石田が右中間を深々と破り二塁打。5番・古賀の進塁打で三塁をおとしいれると、6番・白石の左前安打で、1点先制。続く、7番・江崎謙のあたりは、打球のスピンのせいか、二塁手の前で打球の方向が鋭角に変化し、中堅手の前を転々と転がった。その間に、一塁走者の白石が三塁まで進み、8番・大槻がスクイズを決めて、飯塚が2点をあげた。
2点を追う、九州国際大付は、すぐに追いつく。今大会大当たりの3番・石迫が、右前安打の2番・時吉を一塁において、両翼98m、中堅122mと広い中間球場の右中間に同点となる2点本塁打を放り込み、試合を振り出しに戻した。
緊迫した展開から、飯塚ペースとなったのは、3回裏の攻撃から。1番・北野が四球で歩き、3番・檜の左前安打で、1死二、三塁とし、5番・古賀からの3連打で3点を勝ち越した。4回裏は、2四球と1失策をからめ、3本の安打を集中。決定的な4点を奪った。
エース・大江と、2番手投手・野木の甘い球を見逃さずに鋭い打球で、野手の間を抜いていく打線は見事だった。
勝負の世界には、不思議に「相性」がつきまとう。
08年に飯塚が春夏通じて、選手権にて甲子園初出場して以来、九州国際付大付は、飯塚に対して4戦全敗と、苦杯を喫している。11年センバツにて準優勝を遂げ、常に福岡では優勝候補の一角であるにもかかわらずだ。11年選手権前の近々の甲子園5大会のうち、3回も甲子園に出場しているが、2回とも行く手を阻んだのは飯塚だ。勝負を決した4回裏の3つのミスは、「天敵」飯塚に対する呪縛がそうさせたのだろうか。「相性」という言葉だけでは説明できないかもしれぬ、飯塚と九州国際大付の対戦。次戦では、お互いのチームカラーを出し合う好ゲームを期待したい。
(文=:トマス)

























