第4回 日本最速ランナーを育てた 高野進コーチによる走り方講座2013年05月16日

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明日から取り入れたいランニングドリル


ランニングドリルで身につくもの
 ランニングドリルでは、3つの力を高めます。まずはバランス。4の字、1の字、プルとプッシュのバランス力です。
 そして弾み力。走運動というのは跳躍運動の繰り返しなので、出来るだけ上ではなくて、水平方向に弾みます。ボルト選手は2m80くらい弾んでいます。ただ100mならこれで良いのですが、野球の場合は止まったり曲がったりしなければならないので、あまり闇雲にストライドを伸ばしても仕方ありません。
 そこで挟み力が重要になります。忍者走法という言い方もあるのですが、すり足のような要素が入った、あまり地面をプッシュ・プルしない走法で、接地の瞬間に引いた足を挟んできます。そのような動きをドリルの中では実践しようとしています。

ランニングドリル一覧
① 交互4・1ウォーク
② 4・1ツースキップ(コーン間隔 狭)
③ 4・1ツースキップ(コーン間隔 広)
④ 4・1ラン
⑤ 交互はさみラン
⑥ すり足走
⑦ すり足走〜4の字ラン
⑧ ギャロップスキップ
⑨ 挟みギャロップスキップ

今回のランニング講座のまとめ


ランニング イズ ランニング
ランニングはランニングでしか強化できない。
何メートルを何本走るかではなく、どのように走るのかが一番大事である。

陸上界のトップアスリートに共通した考え方


どんどん進化していくハングリー精神
どんな練習でも可能性を見出す豊かな想像力、
そして高みを目指し続けるハングリー精神がトップアスリートは優れている。

高野進コーチ、沢山の貴重なお話ありがとうございました!

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プロフィール

眞玉橋 元博
高野 進(たかの すすむ)
  • 生年月日:1961年5月21日生まれ
  • 出身地:静岡県富士宮市
  • 東海大学体育学部 教授
    東海大学陸上競技部 監督
    特定非営利活動法人 日本ランニング振興機構 理事長
    日本スプリント学会 会長
  • 陸上400m日本記録保持者 44秒78
  •  陸上400m走にてロサンゼルス・ソウル・バルセロナと三回のオリンピックに出場。92年バルセロナオリンピックでは60年ぶりに陸上短距離で決勝進出という偉業を成し遂げた。現在は大学教員と東海大学陸上競技部短距離 監督としても活躍中。
     大学では基礎身体運動演習・スポーツ科学論等の授業を通じて、学生に走ることの奥深さ・素晴らしさを教えている。もう一方では、今までの経験と研究を生かし、独自の走理論とトレーニング方法を確立、愛弟子達と世界最速を追求するとともに、日本陸上界全般の競技力向上を目指し、後進の指導にあたっている。
  • プロフィール

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