第19回 城西大城西陸上部「速く走れるフォームとは?そのコツと練習法を紹介!」【後編】2016年12月15日

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【目次】(ページ下部のフォトギャラリーもチェック!)
[1]速く走るための基本的な考え方
[2]野球選手も取り入れたい陸上のトレーニングメニュー
[3]体幹や様々な筋肉を鍛えるトレーニング

 後編では城西大城西陸上部が薦めるトレーニングメニューを紹介!また速く走るための考え方はぜひ学んで、日々のランメニューから取り入れていきましょう。

速く走るための基本的な考え方

長座になっての高速腕振り(城西大城西)

 野球ではよく「攻守走三拍子揃った選手」なる表現が用いられる。裏を返せば、本来野手は「打つ」「守る」「走る」の3つの要素が求められていることになる。だが、打撃や守備の技術は磨いていても、走り方については、案外無頓着な選手が多いのでは。もしかしたら「野球を始めてから走るフォームは1度も気にしたことがない」という選手もいるかもしれない。しかしそれは、山村 貴彦監督に言わせると「もったいないですね」となる。

「体の使い方次第で打球の勢いが変わってくるように、走るスピードも理に適った、正しい体の使い方をすれば速くなる」からだ。ストライドが伸びるなどして、一塁への駆け抜けがコンマ1秒速くなれば、出塁の確率もそれだけ高まる。ではどうすれば速く走れる正しい走り方が出来るのか?

「まずはそのための基本的な考え方を知ってほしいですね。正しい走りをするためのカギは、体の中心部分をいかに早く進めるか。体の中心部から移動して、でん部(お尻)を動かすことで自然につま先が出てきます。わかりやすく説明しましょう。着物を着ている女性が走る姿を想像してみてください。着物が邪魔になるので、スムーズに走れないですし、チョコチョコとつま先だけを使う感じになりますよね。しかしその女性がズボンを履けば、スムーズに走れる。なぜか?ズボンなら足の付け根を動かせるからです。ここが動くなら、ヒザから下の動きを一切意識する必要はありません。ムチに例えるなら、足の付け根は持つところ。そこを動かせば自然にヒザから下は動くのです」

 野球の投球・打撃フォーム同様に、上下の連動もポイントだという。
「腕振りだけでは、足を早く動かすだけでは速く走れません。上と下の動きがかみ合ってこそ速く走れるのです」

 打撃が漠然と本数を重ねてもなかなかレベルアップにつながらないように、ただ走っているだけではなかなか速くならない。基本的な考えを知ることが、速く走るための第一歩だ。

【次のページ】 野球選手も取り入れたい陸上のトレーニングメニュー

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