遠藤友彦の人間力!

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第46回 確認を大事にして、選手の動きを変えよう!2017年07月17日

【目次】
[1]確認を大事にする
[2]自分有利で勝負する
[3]決めてからプレーする!

確認を大事にする

ミーティング中の選手たち(写真はイメージ)

 試合の中で選手は様々な確認をします。この確認行為を充実させることによって選手の動きが変わり、結果も変わります。しかし、各チームの確認を知ると「それでは成果から遠ざかる」と思います。

 確認をしないチームはないと思いますが、私がサポートしているチームの確認はどのように行われているか紹介します。

 例えば、先頭打者が凡打してベンチに戻るときにネクストにいる打者に自分の感覚を伝えます。

「ストレートは走っている」
「結構思ったよりも速く感じる」
「スライダーはかなり切れているぞ」
「カーブの落差は大きいぞ」

 ベンチの選手には長い言葉で伝えられますが、ネクストにいる打者には10秒前後の時間で伝えなければいけません。この確認行為、上記の言葉で終わっているチームがほとんどです。状況だけ伝えるのは、マイナスの流れに行く可能性が高くなります。

 ストレートが速い、変化球が切れているという情報で力みが発生する打者もいます。スライダーが切れているという情報で、投手寄りの肩が(右打者であれば左肩)開く打者もいます。

 情報だけじゃなく、「+意識するべきこと」を仲間に伝えることが重要です。情報と意識するべきことを確認共有することで、プレーする選手の動きは確実に変わります。

 ストレートが速い投手に対しては、「思ったよりも速く感じるので、早めにトップを作って柔らかく待った方がいいな。お前ならできるよ」

情報 + 意識するべきこと + プラスの応援

 プラスの応援までできれば最高です。自分はできなくて凡打したけど、これから打席に入る打者に対して背中を押すような言葉で送り出したいものです。

 スライダーの曲がりが良い投手には、「曲がりが大きいから(情報)、自分の身体に近いところから曲がる球だけがストライクだぞ(意識するべきこと)。逆方向打ちが得意なお前なら打てる!(応援)」

 どんな言葉を直前でかけて仲間をサポートするのか。何も考えずに打席に入れば投手とのカチンコ勝負になります。打者は、いかに過去の情報(自分の前の打席、仲間の打席)を自分に入れられるかどうか。

【次のページ】 自分有利で勝負する

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プロフィール

遠藤 友彦
遠藤 友彦(えんどう ともひこ)
  • 有限会社ゴーアヘッドジャパン(GAJ)代表取締役
  • ウガンダ国際交流実行委員会 会長
  • 札幌清田高校 ~ NTT北海道 ~ 有限会社ゴーアヘッドジャパン
  • 公立高校より社会人野球「NTT北海道」へ進み、16年間現役生活を送る。
    捕手として北海道ベストナインを3度受賞。都市対抗では、4年連続初戦本塁打の偉業を達成する。
    NTT北海道50年の歴史で、通算打率3割4分1厘は歴代4位の成績。
  • 引退後、平成17年春に自ら起業『ゴーアヘッドジャパン』を設立。
    野球塾を中心に、子どもの講座や、本氣塾、秘密塾などの大人向けの講座などを全国で展開している。
  • 北海道の野球の歴史を変えた、平成16年の駒大苫小牧高校野球部全国制覇の陰の立役者としても有名。「駒苫の知恵袋」として活躍した。
    弱者の戦いで、強者に立ち向かうメンタルの魔術師。
  • 講演活動も積極的に行い、年間200講演や社員教育を全国的に実施している。
    企業・異業種・教育関係・PTA・スポーツ関係など多岐に渡る。
  • 2008年1月に北海道で行われたウガンダ・北海道の国際交流事業を手がけ、ウガンダの少年を北海道に招待し、大規模な国際交流を成功させた。
    百年後の日本の未来を考え、志高い方々とともに活動している。
  • ■ 著書「考える野球」「日本を救う!当たり前基準」「鷲谷修也の挑戦
    通称「エントモ」と呼ばれている。
    ■ 座右の銘は、『流汗悟道』
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