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第13回 ミズノプロ「フィンガーコアテクノロジー」を調査! 開発者・須藤氏に聞く!フィンガーコアテクノロジーってどんなグラブ?2017年07月31日

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【目次】
[1] ポケットそのものよりもその前段階を重要視
[2] 巨人の坂本 勇人選手らが実勢に使用!
[3] 野球専門店のグラブマイスターに直撃!

 プロアマ問わず、多くの野球人が愛用するミズノプロに、新たなテクノロジーが加わった。
それが、『フィンガーコアテクノロジー』だ。
開発者の須藤さんは新しいグラブの特徴について「どんなボールでもグラブに入った時に動きやスピンを食い止めるというのが大きな特徴です」と話す。暴れ球を制御する、コントロールするというコンセプトで開発されたこのグラブ、きっかけは守備の名手から聞いた言葉にあった。

ポケットそのものよりもその前段階を重要視

フィンガーコアテクノロジーの開発者・須藤さん

「荒木さん(中日ドラゴンズの荒木 雅博選手)から2年か3年前に、『打球が変化してる。昔の打球と今の打球は全然違う。汚い回転の打球がすごく増えた』と。ピッチャーが動くボールを投げることが多くなってますし、そういうところも関係あるのかな。人工芝が増えているのもありますし、打者のパワーが上がってることもあるんですけど、あれだけ長くやられてる方が言われることなのですごい説得力がありました。

 ボールの変化によってグラブも合わせて行かないといけないという思いがそこで生まれて、じゃあ打球の変化に応じたグラブってどんなものが出来るのかな、汚い回転の暴れるボールを制御するグラブを作りたいなというところからコンセプトが固まってきて、他の選手にも話を聞かせてもらうと同じことを言う選手が多くて、プロの選手でもまだそれを感じているということに驚いたのと同時にグラブとして必要なことにボールを抑える、食い止めるということが重要だなと改めて思いましたんでこのグラブの開発に着手しました」

 超一流のプロ野球選手でさえ手を焼いていた暴れるボールへの対応。一言でボールを抑える、食い止めるグラブと言うのは簡単だがそれを表現するのは容易ではない。

「一から考え直して、ポケットの位置をどう工夫したらいいのか、ボールが直接ポケットに入ればボールは止まるんですけどゴロの場合はいろんな角度からボールが入ってきますので、ポケットに誘導するにはどういう形にしたらいいのか。グラブの形からポケットの特徴をどう出すか、ポケットに収まってから今まで以上にボールを止めるにはどうしたらいいか」

 見出した答えはポケットに誘導する形、ポケットそのものよりもその前段階を重要視することだった。

【次のページ】 巨人の坂本 勇人選手らが実勢に使用!

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