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第12回 「体を大きくするために大切なこと」石川裕治先生(下)2011年12月01日
【本日のメニュー】
1.由規投手の姿勢がカッコイイ理由とボールが速い理由
2.由規投手はベンチプレスを50キロしか上げられなかった!?
3.筋肉が大きくなるということ
4.寝ている時も要注意!?
5.体のベース
6.自分たちで出来る!筋肉の質をよくする方法
7.石川先生から球児へメッセージ「みんな可能性がある!」
由規投手の姿勢がカッコイイ理由とボールが速い理由
■座る姿勢、立つ姿勢
石川先生のもとに、由規投手が通っているという話は最初にした通り。由規投手が高校2年だった2006年夏の宮城大会決勝で延長15回引き分け再試合の時も献身的にケアをした。
延長15回を投げきったその夜も、70キロある治療ベッドをトラックに積んで運んでもらい、由規投手の自宅を訪問。
翌日の再試合に備えて、いつもの筋肉の質を改善する特殊な治療を施した。疲労を最小限に抑えて、翌日の再試合に登板。東北に6-2で勝ち、甲子園へ。
翌2007年夏の甲子園では、甲子園最速の155キロをマーク。中田翔(現日本ハム、当時大阪桐蔭)、唐川侑己(現ロッテ、当時成田)とともに「高校BIG3」と呼ばれ、ドラフトでは5球団が1位指名して競合するほどに成長した。
「由規が仙台育英に入学する時に約束したことがありました」と石川先生。
Q.どんな約束だったのだろうか?
「授業をしっかり受けなさい」ではない。授業中は、ほとんどが教室で椅子に座っている状態だろう。答えは、「四六時中、座っている時も立っている時もきちっと骨盤を立てて、その上に背骨を乗せなさい」。
「高校に入ったらとにかく姿勢をきちっとして、座骨を立てて背筋を伸ばすように。これは腸腰筋を常に伸ばして使う方法です。立っている時も同じことが言えます。四六時中、そうしなさいと。それをしなければ、もうここ出入り禁止にするよって言ったんです」。
石川先生もそれくらいの覚悟を持っての提案だった。
「だから、いつもやっていました。彼、マウンド上での姿がかっこよかったでしょう。マウンド上での立ち姿がよかった」。授業中、ずっと見張っているわけではないが、やらなければ、体の変化で見抜くことができるという。ずっと姿勢を正していたからこその立ち姿だった。
![]() 【図29】骨盤を立てた正しい姿勢 | ![]() 【図30】骨盤を立てた正しい姿勢 |
![]() 【図31】骨盤が寝てしまっている悪い姿勢 | ![]() 【図32】骨盤が寝てしまっている悪い姿勢 |
「座骨を立てるというのは、腸腰筋がストレッチした状態なんですよ。伸ばされた状態。座骨を寝せてしまうと、短くなってしまう。これがひどい人は、中が短くなるから表面のアウターの腹筋や腹斜筋が短く使ってしまいます。そのため、おなかが出たりとかそれがひどくなると、背中が丸くなり体重が後ろに引っ張られた状態になります」
Q.では、体育座りはいいでしょうか?ダメでしょうか?
体育座りをして、骨盤が立つだろうか?骨盤は絶対に寝ている状態だ。ミーティングでの長時間の体育座りはお薦めできない。
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